試合日程・結果
Games
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022
ミクニワールドスタジアム北九州
2022/03/20 (日) 14:30K.O.
宗像サニックスブルース
11 | 前半 | 13 |
14 | 後半 | 7 |
九州電力キューデンヴォルテクス
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 11 | 前半 | 13 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 |
1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 14 | 後半 | 7 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
2 | 1 | 1 | 2 | 0 | 25 | 合計 | 20 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 |
選手入替/交替
後半0分(入替) 加藤→ファイアラガ |
後半14分(入替) ウォーカーアレックス→小原 |
後半0分(入替) トゥペ→鶴岡 |
後半19分(入替) タタフ→石松 |
後半14分(入替) 隈本→高島 |
後半21分(入替) 岡→安里 |
後半26分(入替) ミルン→カリー |
後半31分(入替) 児玉→小森 |
後半31分(入替) タタナ→野田 |
後半36分(入替) 磯田→早田 |
後半36分(入替) 石垣→トロケ |
後半38分(入替) 大野→鎌田 |
後半40分(入替) 土永→三股 |
得点経過
前半K.O. 宗像サニックスブルース
宗像サニックスブルース | 種類 | 時間 得点 |
種類 | 九州電力キューデンヴォルテクス |
王 授榮 | ![]() |
13’ 5-0 |
||
17’ 5-5 |
![]() |
岡 輝剛 | ||
18’ 5-7 |
![]() |
萩原 蓮 | ||
コビー・ミルン | ![]() |
21’ 8-7 |
||
29’ 8-10 |
![]() |
萩原 蓮 | ||
コビー・ミルン | ![]() |
32’ 11-10 |
||
41’ 11-13 |
![]() |
萩原 蓮 |
後半K.O. 九州電力キューデンヴォルテクス
パディー・ライアン | ![]() |
11’ 16-13 |
||
コビー・ミルン | ![]() |
13’ 18-13 |
||
24’ 18-18 |
![]() |
サム・ヴァカ | ||
25’ 18-20 |
![]() |
萩原 蓮 | ||
宗像サニックスブルース | ![]() |
37’ 25-20 |
マッチレポート
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第8節、九州電力キューデンヴォルテクス(以下、九州KV)との今シーズン2回目となった福岡ダービーは、福岡県北九州市のミクニワールドスタジアム北九州で、ブルースのホストゲームとして行われた。
試合はブルースのキックオフで始まった。先制したのはブルース。13分、敵陣10m付近のラインアウトからアタックを仕掛けて、隈本が相手ディフェンスの空いたスペースを突いて、大きくゲイン。そこからパスを繋いで、敵陣ゴール前まで攻め込んでラックから、王がボールを持ち出し、そのままインゴールに飛び込んでトライをとった(5-0)。17分に九州KVにトライをとられたが(5-7)、ブルースは21分にミルンがPGを決め逆転した(8-7)。その後、29分に九州KVが、32分にブルースがペナルティゴールをそれぞれ決めて、得点を追加したが(11-10)、前半終了間際の41分に九州KVにペナルティゴールを決められて、11-13で前半を終了。
後半も先に得点したのはブルース。11分、敵陣ゴール前のスクラムからアタックを仕掛けて、ラックから、相手ディフェンスの空いたスペースに勢いよく走り込んできたライアンが、そのまま相手タックラー2人を引きずりながらインゴールに飛び込んでトライをとった(18-13)。しかし、24分に九州KVにトライをとられて逆転された(18-20)。逆転を狙うブルースは30分、屋宜が敵陣10m付近からペナルティゴールを狙ったが決まらなかった。その後もブルースは攻め続け、37分、敵陣ゴール前のペナルティからスクラムを選択。フォワードがスクラムを押し込んで、途中でスクラムが崩れたが、これが九州KVが故意にスクラムを崩したと判定され、ペナルティトライとなった(25-20)。このまま25-20で試合は終了した。
この試合の「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ」にはパディー・ライアン選手が選ばれた。
また「株式会社ジェイコム九州 マン・オブ・ザ・マッチ」にもパディー・ライアン選手が選ばれた。
松園正隆監督コメント
「今日の試合は、福岡ダービーということでお互いに負けられない試合で、また両チームとも勝点が並んでいる状況で、上位に行くためにはどうしても負けられない試合でした。お互いにそれはわかっている状況での試合だったので、試合内容を見ても、それぞれが意地を出した試合になりましたが、最後の最後で勝利ができてよかったです」
ダミアン・カラウナ ヘッドコーチコメント
「本当に苦しい試合展開になりました。九州電力は本当にミスが少なかった。今日の試合は、ダービー戦ということで、お互いリスペクトしていますし、本当にいい試合だったと思いますが、これから勝利を重ねていくためには、修正して、改善していかないといけない部分はたくさんあります。今日はすごくワクワクする試合でした」
屋宜ベンジャミンレイ キャプテンコメント
「福岡ダービーで絶対に負けられない試合でしたが、勝ててよかったというのが今の気持ちです。しかし、簡単なミスが多くて、用意していたアタックのバリエーションをもっと使いたかったのですが、九州電力さんの、特にラインアウトでのプレッシャーが強くて、そこからのアタックがうまく機能しなかったので、リズムに乗れず、苦しい試合展開になりました」
パディー・ライアン選手コメント
「今日の試合は、ブルースにとって非常に重要な試合でした。九州電力と対戦するのは最後になるかもしれないので、ライバルとして試合に勝利して終わらせる必要がありました。我々はチームとして、そしてサポーターの皆様の力を借りて、それを達成することができました。本当に私たち全員を誇りに思います」
髙野恭二選手コメント
「今日の試合は、九州電力さんにディフェンスでプレッシャーを掛けられ、ミスや反則を繰り返してしまいましたが、フォワードがセットプレーを安定させて、相手にプレッシャーを与えてくれたので勝利することができました。また、自分が育った北九州の地でラグビーができて、試合に勝利できたことを本当にうれしく思います。次回も応援をよろしくお願いします」
Photo Hiroaki.UENO