
トップリーグ第13節 [ 試合結果 ]
2010年1月9日(土)KICK OFF 14:00 大阪・近鉄花園ラグビー場
福岡サニックス ブルース vs 近鉄ライナーズ 44:17 (前半15:3)
(試合メンバー)
1. 杉浦敬宏 2.永下安武 3.シン・ドンウォン 4.秋田太朗 5.ジェイク・パリンガタイ 6.ハレ・マキリ 7.菅藤 友 8.西端 要 9.天本俊輔 10.金川禎臣 11.永留健吾 12.小野晃征 13.ケイリブ・ラルフ 14.濱里周作 15.古賀龍二 16.松園正隆 17.山際明信 18.大庭正裕 19.濱里祐介 20.藤原 旭 21.アマシオ・ヴァレンス 22.ピラ・フィフィタ
(試合経過)
近鉄のキックオフで試合は始まった。先制したのはブルース。7分、敵陣22m付近のラインアウトからボールを繋ぎ、ゴール前まで攻め込むと、ラックから左に展開。PR申が相手DFの間を突き、そのままインゴールに飛び込みトライを決め、先制した(7-0)。17分に近鉄にPGを決められ、差を縮められた(7-3)。しかし、ブルースは21分、敵陣ゴール前のラックから右に展開。LOパリンガタイ→SO金川→CTBラルフ→HO永下とパスを繋いで、永下が相手タックラーを個人技でかわし、そのままインゴールに飛び込み、トライをとり、差を広げた(12-3)。その後ブルースは、前半終了間際の39分にSO金川がPGを決め、15-3で前半を終了。後半、先に得点したのはブルース。3分、敵陣ゴール前のラインアウトからアタックを仕掛け、ゴール前中央付近でラックを形成すると、右に展開。WTB濱里(周)にボールが渡ると、相手DF2人に捕まるも、そのまま相手DFごと10mを押し込み、インゴール右隅にトライを決めた(20-3)。続く、18分には、敵陣22m付近のスクラムから、左に展開。CTB小野→CTBラルフ→小野のループパスが繋がると、小野が相手タックラーを振り切り、そのまま約20mを走りきって、トライをとった(25-3)。直後の22分にPR杉浦がトライを決めると(30-3)、29分には途中出場のCTBフィフィタがトライをとって、差を広げた(37-3)。その後、近鉄に33分と終了間際の40分にトライをとられるも、ブルースも38分に1トライを追加し、44-17で試合は終了した。
どんな試合でも、数字や事実を羅列するだけでは、伝えきれないものがあります。勝っても、負けても、事実や数字はどうであろうとも、それぞれのチームの選手たちが背負ってきたものに優劣はつけられないと、いつも感じます。しかし、同時に、数字やら事実を、しっかりと受けとめるのは、次の一歩を間違わないためにも、大切なことではないでしょうか。今季のブルースの事実=最終節を終えて、今季のトップリーグにおける最終成績は、全14チーム中、7位。トップリーグにおいて、九州のチームがトップ8に入ったのは初のことです。とくに、ここのところ、トップ8に入るチームが固定化してきたところに、ブルースが風穴を開けられたという嬉しい事実。それは、ブルース戦士たちを誇って然るべき事実でしょう。それから、九州での最高位を取り戻せたこと。来季、九州ダービーの試合がレベルファイブスタジアムで行われるとき、入って左側のロッカールームを取り戻せたことも、"そんなことを?"と笑われるのを覚悟で言わせていただくと、私たちにとっては、重要な事実です。世界的な不況のなか、遣り繰りをしながら、会社の方々の深い理解を得て、ここまでたどり着けたのは、たとえば、2005年シーズンを全敗で終えたときも、たとえば、2008年シーズンの近鉄戦で、最後のホーンが鳴らずに、勝ちが勝ちとならなかったときも、まず、数字や事実をしっかり受けとめてから、次の一歩を"覚悟"して踏み出してこられたからだと思います。今季、トップリーグでの皆様のご声援、本当にありがとうございました。今季ほど、さまざまな立場のお一人おひとりからの叱咤激励の言葉が、ブルースの一人ひとりを鼓舞し、勇気づけたシーズンはありませんでした。これからも、閉塞感の強い時代だからこそ、私たちに許されるメッセージを発信していけたらと、ひたすら願います。尚、トップリーグの結果を受けて、来週から、新たに、ノックアウト方式のワイルドカードトーナメントに進出します。ブルースの初戦の相手は、NEC。1月16日、大阪花園で14時キックオフです。ブルースにとっては未知の領域。引き続きのご声援を、心よりお願い申し上げます。
藤井雄一郎監督コメント
「前節でトップリーグ残留を決められていたので、今日の試合は、トップ8に行く価値があるかどうかをかけて、選手たちは戦いました。予想外に、相手がキックを多用したのと、ボールを回してきたので、ディフェンスシステムを変えました。選手たちは、良く対応してくれたと思います。今季は、ポイントがとれるようになりました。選手たちは自分たちの特徴をよく理解したし、精度を上げられました。自信がついてきたのだと思います」
菅藤 友キャプテンコメント
「今日の試合は、80分間チャレンジしようと、試合に臨みました。結果、集中して、チャレンジできました。次は、経験のないノックアウト・トーナメント。80分間チャレンジしていきたいと思います」
小野晃征選手(MAN OF THE MATCH)コメント
「バックスとして、MAN OF THE MATCHに選ばれたのは、フォワードが前に出てくれたおかげ。フォワードの8人に感謝しています。今日の試合は、80分間、サニックスのラグビーができました。MAN OF THE MATCHは2回目ですが、勝てて、そのうえ、選んでもらえて、嬉しいです」