
トップリーグ第11節 [ 試合結果 ]
2009年12月19日(土)KICK OFF 12:00 東京・秩父宮ラグビー場
福岡サニックス ブルース vs NECグリーンロケッツ 14:33 (前半7:7)
(試合メンバー)
1. 杉浦敬宏 2.永下安武 3.シン・ドンウォン 4.秋田太朗 5.ハレ・マキリ 6.菅藤 友 7.西浦啓三 8.西端 要 9.天本俊輔 10.田代宙士 11.ピラ・フィフィタ 12.小野晃征 13.タファイ・イオアサ 14.濱里周作 15.古賀龍二 16.松園正隆 17.岡田親典 18.ジェイク・パリンガタイ 19.大庭正裕 20.原田航路 21.藤原 旭 22.アマシオ・ヴァレンス
(試合経過)
ブルースのキックオフで試合は始まった。先制したのはNEC。9分、ゴール前のラックから、ラックサイドを突かれ、トライを奪われた(0-7)。その後、ブルースは、相手ゴール前まで攻め込むも、相手のDFに阻まれトライを奪えなかった。しかし、35分、カウンターアタックから敵陣ゴール前まで攻め込むと、ラックから右に展開。LOマキリのオフロードパスがCTBイオアサに繋がり、イオアサが相手DFを交わしながら前進。ゴール前でタックルされるも、倒れながらFL菅藤にパスを繋いで、菅藤が相手DFを引きずりながら、インゴールに飛び込んで、トライを決め、同点とした(7-7)。このまま、7-7で前半を終了。後半、先に得点したのはNEC。開始直後の39秒にトライを奪われると(7-14)、6分、26分、30分とトライをとられ、差を広げられた(7-33)。なんとかトライが欲しいブルースは、試合終了間際の38分、自陣ゴール前のスクラムから、アタックを仕掛け、パスを繋ぎゲインすると、最後は途中出場のWTB藤原が、約50mを走り切り、インゴール中央にトライを決めた(14-33)。このまま、14-33で試合は終了した。
☆ブルースの公式戦が日本のどこで行われようと、観客席には、大漁旗が振られているのを、お気づきでしょうか。あれは、ブルースの地元・宗像から、ファンの方が駆けつけ、掲げてくれているものです。それは、ブルースを応援したいという気持一つで、行われてきていること。まるで当たり前のことのように、毎試合、ブルース受付に現れて、"野口さん。今日は勝てるから、安心しなよ"などと軽やかに激励しながら、重たい大漁旗を担いで、スタジアムに乗り込んでいかれる姿を見て、この気持は、当たり前のことではない、といつも胸に刻みます。☆秩父宮の試合には、毎回、当たり前のように、穏やかな笑顔で現れて、ブルースを応援することで知り合った仲間たちと一緒に、ブルースを応援しつづけてくれた人が、ちょうど昨年の今頃、急逝されました。今日は、その仲間たちが、その方の写真を持って、ブルースを応援してくれました。この気持も、当たり前のことではないでしょう。☆私が心から尊敬する一人の元F1ドライバーは、今季、勝利試合のブルースMVPに、陰ながらブルースを応援しようと、当たり前のように、「焼酎・右京」を贈ってくれました。その気持も、じつは、当たり前のことではありません。
綺麗事ではなく、そういった、数え切れないほどの、すべての温かな気持に支えられて、ここまで育てられてきたブルースです。そのすべての温かな気持が、本当は、当たり前のものではない、と一人ひとりが心から感じることができさえすれば、残り2戦は、恐れるに足りません。これからの2戦は、間違いなく、自分たちのためではなくて、私たちの人生の中で、いい時も悪い時も変わらずに、ブルースの一人ひとりを支えてくれた人たちのための戦いです。
藤井雄一郎監督コメント
「体調不良などでバタバタすることがあって、いい練習ができませんでした。ただ、逆に考えれば、悪いものを全て出してしまったので、次は行けます。修正して、次に臨んで、最後を決めていきたいと思います。自分たちのラグビーを、選手たちはよく理解してくれていますが、今日は少し消極的でした。インゴールに2回飛び込んで、2回ともとれなかった。あそこをとれるようになれば、違ってきます」
菅藤 友キャプテンコメント
「前半はとくに、上手くコントロールできなかった、自分のミスです。相手のプレッシャーは想像どおりでしたが、ミスが多く、点数が広がったことで、焦りが出ました。今日は、相手の土俵で戦って、ゲームプランどおり運べませんでした。残り2戦。疲れもありますが、そんなことは言っていられないので、一人ひとりがきちんと自覚して、チームとして戦います」
西端 要選手コメント
「試合前、藤井監督から、一本のトライより、一本のタックルが大事、と言われて臨んだのですが、自分たちのラグビーができないことで、フラストレーションがたまりました。焦って、悪循環に陥ったと思います。試合途中、怪我人が何人か出て、ポジションが変わったりして、だいぶバタバタした、難しい試合でした。あと2試合、チームとして、気持を一つにして、まとまっていきます」