
トップリーグ第8節 [ 試合結果 ]
2009年11月29日(日)KICK OFF 12:00 鹿児島・鴨池陸上競技場
福岡サニックス ブルース vs 東芝ブレイブルーパス 22:33 (前半15:14)
(試合メンバー)
1. 杉浦敬宏 2.永下安武 3.シン・ドンウォン 4.秋田太朗 5.ジェイク・パリンガタイ 6.ハレ・マキリ7.菅藤 友 8.西端 要 9.天本俊輔 10.田代宙士11.永留健吾 12.小野晃征 13.ケイリブ・ラルフ 14.濱里周作 15.古賀龍二 16.松園正隆 17.山際明信 18.大庭正裕 19.西浦啓三 20.原田航路 21.アマシオ・ヴァレンス 22.ピラ・フィフィタ
(試合経過)
ブルースのキックオフで試合は始まった。先制したのは東芝。4分、自陣10m付近のラインアウトからBKに展開され、相手CTBにゲインされると、ボールを繋がれトライを奪われた(0-7)。しかし、ブルースは8分、SO田代が40mのPGを決めると(3-7)、14分、敵陣22m付近のラックから、LOパリンガタイが、ラックサイドに走り込み、大きくゲイン。相手DFにタックルされるも、フォローしていたFLマキリにパスを繋ぎ、マキリがそのままインゴール右隅に飛び込み、トライを決め、逆転した(8-7)。その後、東芝にトライをとられ、ふたたび逆転を許したが(8-14)、27分、自陣10m付近で相手ボールを奪うと、SO小野→CTBラルフ→FB古賀→WTB永留とパスを繋ぎ、永留が相手DFをステップで抜き去って、約50mを走りきりトライを決め、再度、逆転した(15-14)。そのまま、15-14とリードして、前半を終了。後半、先に得点したのは東芝だった。9分、トライを奪われて逆転されると(15-21)、15分、30分にもトライをとられ、差を広げられた(15-33)。最後まで、諦めずに攻めるブルースは、試合終了間際の40分、ゴール前のラックから、左に展開。途中からSOに入った小野のロングパスが、途中出場のWTBフィフィタに繋がると、フィフィタが、タックルされながらもインゴールに飛び込み、トライを決めた(22-33)。このまま、22-33で試合は終了した。
トップリーグの公式戦を鹿児島で行うのは、ブルース(当時はボムズ)にとって6年ぶり。目前に桜島をのぞむ鹿児島県鴨池陸上競技場で行われた東芝ブルールーパス戦は、逆転に次ぐ逆転の好ゲームとなりました。結果は、ブルースが前半リードして折り返しながら、22:33の惜敗。試合後、藤井雄一郎監督は、いくつかの反省点を挙げながらも、毅然として、「負けはしたけれども、選手たちには胸をはって、福岡に帰ってほしい」と話しました。記者会見で、どこか思い詰めたような表情をしていた、その理由が知りたくて、菅藤友キャプテンに、その"思い"を聞くと、「今日の試合に勝てば、なにかが変わるという気がしていたので、負けたのが悔しいです。ただ、昨シーズンのサントリー戦も今日と同じような負け方をした。だから、次のサントリー戦に向けて、いいリハーサルになったと思っています」という答え。思い返せば、昨シーズンのサントリー戦のあと、菅藤キャプテンはしばらく涙が止まらず、記者たちの前で、「みなさんにとっては、サントリーが勝って、 "当たり前"だと思われるかもしれませんが、私は、勝つことしか考えていなかったので、今はただ、悔しいです」と言いました。あの時、涙が止まりませんでしたよね? とキャプテン本人に尋ねてみると、「その涙は来週で完結します」と一言。2008年12月7日、熊本で行われたサントリー戦でキャプテンが流した涙を、皆で力に変えながら、ブルースの一年も過ぎてきました。その一年越しの涙を完結させる戦いが、ついに、始まります。
藤井雄一郎監督コメント
「選手たちは、最後までチャレンジしてくれました。後半、東芝のプレッシャーも強かったし、最終的に勝ちきるのが、東芝の強さだと思いますが、それでも、力の差は縮まってきたと思います。選手たちには、胸をはって、福岡に帰ってほしいと思います。相手が、立ってくることはわかっていたので、とにかく、ファーストタックラーが仕留める、ということを指示しました。その部分では、ターンオーバーもあったので、評価できると思います。後半、もう少し早いタイミングで一本とれていたら、もっともつれることができた。それでも、フォワードが力負けしなくなったし、戦い方に慣れてきました」
菅藤 友キャプテンコメント
「前半は、プランどおりにできました。東芝は、後半最初の集中力があった。その部分での反省は、次のサントリー戦に向けて、生かしていけると思います」