
春シーズンオープン戦 第6戦 [ 試合結果 ]
2009年6月20日(土)KICK OFF 13:00 東京・サントリー府中スポーツセンター
福岡サニックス ブルース vs サントリー サンゴリアス 28:28 (前半14:7)
(試合メンバー)
1. 友利玲臣 2.永下安武 3.シン・ドンウォン 4.秋田太朗 5.ジェイク・パリンガタイ 6.菅藤 友 7.西浦啓三 8.西端 要 9.天本俊輔 10.小野晃征 11.ピラ・フィフィタ 12.濱里周作 13.ケイリブ・ラルフ 14.永留健吾 15.古賀龍二 16.杉浦敬宏 17.松園正隆 18.山際明信 19.渡辺正善 20.伊達 肇 21.大庭正裕 22.タファイ・イオアサ 23.原田航路 24.菅剛 25.金川貞臣 26. 藤原 旭
(試合経過)
サントリーのキックオフで試合開始。序盤、ブルースは自陣に釘付けとなるが、強固なディフェンスで、サントリーにトライを許さなかった。しかし、16分、サントリーにトライを奪われ、先制を許した(0-7)。中盤に入り、ブルースがペースを掴みはじめると、24分、自陣22m内のスクラムからNo.8西端が抜け出して、大幅なゲインを見せた。ラックを連取し、BKがボールを繋ぐと、WTB永留が空いたスペースにボールを持ち込み、トライを決め、同点とした(7-7)。さらに37分、敵陣22m内で得たペナルティーから、素早く仕掛け、BKに展開すると、WTBフィフィタがトライを決めて、14-7で前半をリードしで終了。後半、6分、10分と、サントリーにトライを奪われ、逆転を許した(14-21)。しかし、ブルースは少ないチャンスをものにする。13分、自陣22m内でターンオーバーすると、途中出場のNo.8イオアサが大きくゲイン。フォローしていた小野が約50mを走りきってトライを奪い、同点とした(21-21)。その後、23分に、サントリーにトライをとられて、ふたたびリードを許した(21-28)。しかし、ブルースは最後まで勝利を諦めなかった。38分、サントリーが蹴りこんだボールをキャッチすると、FWとBKの見事なパス回しから、最後は、FL菅藤がトライを決め、同点とした(28-28)。その後、両チームに得点はなく、同点で試合は終了した。
春シーズンオープン戦終盤の第6戦として行われた今回のサントリー戦。私の隣で、人生初のラグビー観戦をした若い女性が、「サントリーの選手が色白なのに対して、サニックスの選手は凄く日焼けしていて黒いですね。ずいぶん色が違いました」と言いながら、素直な印象を語り始めました。太陽の下で、おそらく同じぐらい激しい練習を積んでいたとしても、都会で浴びることのできる太陽と、宗像の海の間近で受ける太陽の力とは、同じ日本の中とはいえ、まったく異質なものなのでしょう。今回、サントリーとのオープン戦は、抜きつ抜かれつの激しい接戦。最終的には、リードされたブルースがタイに持ち込んだところでノーサイドとなりました。日本代表を欠いたサントリーといえども、昨年までのブルースであれば、突き放されたかもしれない局面で、諦めずに、食らいつていったその戦いぶりは、その真っ黒に日焼けした肌とともに、心身ともに力強く成長した印象を与えました。太陽と月。昔から、人に与える影響について多く語られてきています。ヨーロッパで昔から行われている「太陽浴」しかり。月も、新月と満月が体に与える影響が大きいため、昔から、インドでは、5000年の歴史を持つと言われている「アーユルヴェーダ」の治療を、新月と満月の日には行わないとも聞きました。それほど自然は、人の身近にあるはずのもの。トップリーグのどのチームよりも、自然の力を直に受けているブルースが、他とは異質の力を発揮しないわけがありません。次のオープン戦は、6月27日(土)正午から、グローバルアリーナで、コカ・コーラウエスト レッドスパークスと戦います。
藤井雄一郎監督コメント
「今日の試合は、いい形でトライがとれました。強い相手で気持が入ったため、反則が多かったこと、レフリーにストレスを感じて、それがマイナス方向に出たこともありましたが、それでも、最後まで、気持を切らさずに、同点に追いつけたことは、評価できると思います」
菅藤 友キャプテンコメント
「セットプレイが不利なのはわかっていましたが、その割には、チームがまとまって戦えたと思います。相手が得意な部分を出させないという課題も、こなせました。個々のプレイで、修正すべき点の修正や、メンタル面の強化は、これからも課題として取り組んでいきます」
永留健吾副キャプテンコメント
「春シーズンにあたる相手としては最強のサントリーだったので、自分たちのラグビーをすることを目標として臨みました。ミスはありましたが、全体的に、集中して、自分たちのラグビーができたと思います。個人としては、ケガから復帰して、いまは、万全です。今回の試合ではトライもとれて、チームに貢献できてよかったと思います。これからも、試合で100%出せるように、練習でレベルアップをはかっていきます」