福岡サニックスブルース

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日常と開幕戦/オープン戦(3)

春シーズンオープン戦 第3戦 [ 試合結果 ]
2009年5月30日(土)KICK OFF 14:00     福岡・九州電力香椎競技場
福岡サニックス ブルース vs 九州電力キューデンヴォルテクス 35:24 (前半35:0)

(試合メンバー)
1. 友利玲臣 2.永下安武 3.シン・ドンウォン 4.秋田太朗 5.ジェイク・パリンガタイ 6.濱里祐介 7.西浦啓三 8.菅藤 友 9.原田航路 10.小野晃征 11.ピラ・フィフィタ 12.濱里周作 13.ケイリブ・ラルフ 14.藤原 旭 15.古賀龍二 16.加古川雅嗣 17.永谷一樹 18.渡辺正善 19.伊達 肇 20.大庭正裕 21.タファイ・イオアサ 22.田代宙士 23.菅剛 24.永留健吾 25.大庭照光

(試合経過)
 九州電力のキックオフで試合は始まった。先制したのはブルース。6分、敵陣22m付近のスクラムから右に展開。WTB藤原が、ハンドオフで相手タックラーをかわし前進すると、相手DFを引き付け、スペースに走り込んできたFB古賀にパスを繋いだ。古賀がそのままインゴールまで走りきり、トライを決め、先制した(7-0)。ブルースは25分、敵陣22m付近のラインアウトから、左に展開。CTB濱里→SO小野→CTBラルフ→FB古賀→WTB藤原とパスが繋がり、トライを奪った(14-0)。続く28分、敵陣22m付近のラックから、SO小野のキックパスを、左ライン際にいたFB古賀がキャッチし、トライを決めると(21-0)、直後の31分、敵陣ゴール前のラックから、LOパリンガタイがラックサイドを突き、相手DFを引きずりながらインゴールに飛び込んでトライを奪い、差を広げた(28-0)。ブルースは、前半終了間際の40分にも、CTBラルフがトライを決め、35-0で前半を終了した。後半、先に得点をしたのは、九州電力。4分、自陣22m付近でキックをチャージされると、そのままボールを拾われ、トライを奪われた(35-7)。すると、12分、16分、23分と九州電力に連続してトライをとられ、差を縮められた(35-24)。ブルースは、最後まで攻撃を仕掛けるが、ミスや反則でリズムに乗れず、得点を奪えないまま、35-24で試合は終了した。


チーム広報コラム(76)
「日常と開幕戦」

 試合前日は、宗像も悪天候。強風のなか行われたキャプテンラン終了後、菅藤友主将が、「明日は必ず勝ちます。絶対に勝たなければなりません」と語気を強めました。トップリーグ開幕までは、まだ数カ月あるこの時期のオープン戦に、勝利に拘るのは、九州ダービーだからこそ。とくに、今季開幕戦は、九電との九州ダービーであるがゆえに、春とはいえ、気持が入らないわけはありませんでした。後半追い上げられながら逃げ切って勝利した今回の試合は、後半勝負を標榜しているブルースらしくないという印象を与えたかもしれませんが、「いろいろと試さなければならない時期」と藤井雄一郎監督が説明するとおり、内容重視という側面からは、成功した試合だったと言えるでしょう。
 ずいぶん前に、(MLB移籍前の)イチロー選手に長時間の取材を許されたとき、イチロー選手は、当時カナダの英雄だった、NHLのウェイン・グレツキー選手への憧れについて、話題が尽きることなく語っていました。先日は、中嶋一貴選手(F1ドライバー)も、"多趣味"と自称しながら、サッカー、野球に興味を持っていること、ラグビーは、イギリスで、シックスネーションズを見に行ったことなどを、話してくれました。それぞれ、その方法は違っても、トップアスリートとして、自分の世界を広げていく日常というものがあることを、話を伺うなかで、垣間見られたような気がします。ブルースの藤井雄一郎監督が、試合前日に、「ラグビー選手というものは、チームの戦略を理解して従うのが基本ですが、時には、その決められたルールを突破していく力を持たなければ、本当の意味では成功していかないのだろうと思っています」と話していました。必要なときにはルールを突破し、事を成していく力は、自分自身をどれだけ広げていけるかという"日常"にかかるのではないでしょうか。ラグビー選手にとって、その日常が表現されるのが、ピッチ上だとすれば、開幕戦の結果も、自分自身の"今日"にかかっているとも言えるのでしょう。
 次の試合は、6月6日。「09むなかたサンセットフェスタ」として行われる、マツダブルーズーマーズとの試合(13時キックオフ/玄海グラウンド)になります。

藤井雄一郎監督コメント
「前半は、新しい選手も仕事ができて、よかったです。後半は、もっとリスクを背負ってチャレンジしろという指示を出したので、ミスから相手にトライをとられました。ただ、この時期は、新しい選手や、復帰した選手を使う必要があるので、スコアではなく、いろいろ試せたことがよかったと思っています」

菅藤 友キャプテンコメント
「前半は上手くいきましたが、後半は少し考えすぎた感があります。ただ、とくに悪かったとは思っていません。前半も後半も、チームとして、フルにチャレンジできました。目標どおり、積極的に行けたと思います」

ブルースチーム広報
野口眞弓
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