
トップリーグ第8節 [ 試合結果 ]
2008年12月7日(日)KICK OFF 14:00 熊本県民総合運動公園陸上競技場(KK WING)
福岡サニックス ブルース vs サントリー サンゴリアス 29:49(前半 17:13)
(試合メンバー)
1.シン・ドンウォン 2.松園正隆 3.上田栄太 4.ハレ・マキリ 5.渡辺正善 6.菅藤 友 7.西浦啓三 8.タファイ・イオアサ 9.天本俊輔 10.小野晃征 11.永留健吾 12.松尾博文 13.濱里周作14.ピラ・フィフィタ 15.古賀龍二 16.加古川雅嗣 17.山際明信 18.伊達 肇 19.西端 要 20.藤原 旭 21.ケイリブ・ラルフ 22.アマシオ・ヴァレンス
(試合経過)
ブルースのキックオフで試合は開始された。2分にPGで先制されるが、ブルースは4分にPGで同点とした(3-3)。7分、LOマキリがボールを持つと、一人二人と相手のタックルを薙ぎ倒して前進。相手のDFがマキリ寄ってきたところで、サポートしていたFL西浦にパスが渡り、そのままトライ(10-3)。19分にPGを許したが(10-6)、ブルースは必死のDFでゴールラインを割らせなかった。32分、ブルースは相手のキックをキャッチすると右に展開。ライン際にいたFL西浦にボールが渡ると、相手DFをハンドオフでかわし、スピードで中央を突破しトライを決めた(17-6)。37分に、相手にトライを奪われ、17-13で前半終了。後半に入り、均衡状態が続いたが、15分、20分と連続トライを許した(17-27))。26分、28分にも連続してトライを奪われたが、30分、後半からWTBに入った藤原が快速を飛ばしトライ(22-39)。ここから反撃に出たいブルースだったが、逆に、34分、トライを決められた(22-46)。4本目のトライが欲しいブルースは果敢に攻め、相手の反則を誘った。38分、ゴール前で得たPKで、後半からCTBに入ったヴァレンスが素早く攻め、トライ(29-46)。最後、相手にドロップゴールを決められ(29-49)、ここで試合は終了した。
長崎の悲劇から1週間。1週間前の悲劇を、今後の戦いに引きずらないためにも、今日のサントリー戦は、この上なく大切な試合でした。前半をリードして折り返しながら、逆転されて、突き放されたとはいえ、王者サントリー相手に4本のトライを決め、ボーナスポイント1を獲得できたということは、シーズン終盤に向けて、悪い流れを断ち切る結果となったでしょう。それでも、今日の試合終了後、菅藤友キャプテンは、しばらく涙が止まらず、記者会見で、「みなさんにとっては、サントリーが勝って、 "当たり前"だと思われるかもしれませんが、私は、勝つことしか考えていなかったので、今はただ、悔しいです」と話しました。"当たり前"と思うことは、人によって、まったく違うものだと痛いほど感じることがよくあります。たとえば、 "スポーツを愛する"という言葉であっても、それが何を意味していて、それを実行する上で、何をすることが"当たり前"だと思うかは、人によって大きく異なるからです。キャプテンの涙が、その決意の深さを語っていたように、ブルースは、人から与えられる"当たり前"を覆していくのみ。次の試合は、トヨタ戦。12月14日、近鉄花園ラグビー場で、14:00キックオフとなります。
藤井雄一郎監督コメント
「私たちのチームは、ギリギリでやっているので、シンビンが痛かったです。ただ、選手たちは、最後の最後まで戦う姿勢を見せて、1ポイントをとってくれました」