
トップリーグ第4節 [ 試合結果 ]
2008年10月11日(土)KICK OFF 12:00 京都・西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
福岡サニックス ブルース vs 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 25:22(前半 10:12)
(試合メンバー)
1.杉浦敬宏 2.松園正隆 3.上田栄太 4.ハレ・マキリ 5.渡辺正善 6.菅藤 友 7.西浦啓三 8.西端 要 9.天本俊輔 10.小野晃征 11.永留健吾 12.濱里周作 13.ピラ・フィフィタ 14.ケイリブ・ラルフ 15.古賀龍二 16.永下安武 17.シン・ドンウォン 18.伊達 肇 19.ディオン・ミュア 20.籔本貴久 21.アマシオ・ヴァレンス 22.藤原 旭
(試合経過)
神戸製鋼のキックオフで試合開始。序盤から自陣での戦いを強いられた。前半30分までに4本のPGを決められたが、ブルースは粘り強いDFでゴールラインは割らせない。30分を過ぎた頃から、ようやくブルースはペースをつかみ、33分にPGを決めた(3-12)。続いて35分、No.8西端がボールを持つと大きくゲイン。できたラックから、SO小野→WTB永留へのキックパスが通りゴール前へ。さらに、できたラックからブラインドサイドに展開、WTBラルフ→SO小野とパスが繋がりトライ。10-12で前半を折り返した。後半に入り、相手の攻撃を受けて、前半と同様に自陣まで攻め込まれたが、ここでも粘りのDFで押し戻した。15分にPGを決められたが、19分、後半からCTBに入ったヴァレンスが相手DFを引き付け、CTB濱里へパス、ゲインラインを突破。FB古賀へのラストパスが通り、トライを決めて逆転(17-15)。22分には、中央のスクラムから、ふたたびヴァレンスがゲイン、小野→濱里→古賀→後半から入った藤原へと渡りトライ(22-15)。29分に、相手にトライを許し、22-22とされた。しかし、34分、SO小野が40mのDGを決め、ふたたびリードを奪った(25-22)。このあと、相手の攻撃を凌ぎ、試合は終了した。
神戸製鋼との試合が行われた10月11日の京都は、ジリジリと太陽が強く照りつける、まさに、真夏のような天候でした。「1トライ以内で後半に持ち込めれば、勝機あり」という構想どおりの展開。強豪・神戸製鋼を相手にして、今回、接戦をものにできたことは、菅藤友キャプテンが言うとおり、「ブルースの大きな自信」となったはずです。試合が終わって、藤井雄一郎監督が一瞬だけ、その肩の力を抜いて、「疲れました」。それは、チームを勝たせなければならなかった責任者としては、自然な言葉でしょう。反面、観客席で見ていると、リードされていたときから、終始、ブルースの勝利が予感される展開でした。それは、他でもない、2008年10月11日というこの日に、どうしても勝ちたい、と思っている選手たちの気持の強さが、観客席から見ていると、終始、相手より、ブルースが上回っていると感じられたからです。試合に出られないチームメートのため。病に倒れた家族のため。負けたときも心から応援してくれる人のため。それぞれ、気持の強さの「理由」は違っていても、一人ひとりの「覚悟」が一つとなるとき、本当に強い、と思えてなりませんでした。
次は、王者・三洋電機と、盛岡の地で戦います。神戸製鋼に引き続き、次も、ブルースの真価が問われる決戦です。
藤井雄一郎監督コメント
「第3節から今日までの3週間、神戸製鋼戦をめがけて準備したことが、今日の試合では、うまく機能しました。選手たちには、ここがターニングポイントとなる、とプレッシャーをかけてきました。そのなかで、選手たちの意識が変わり、上のステージを目指して、個々の選手が、それぞれの持ち味を出してくれたと思います」
菅藤友キャプテンコメント
「3週間で、神戸製鋼戦に合わせられたと思います。神戸製鋼に勝てたということは、自信になりました」