
トップリーグ第1節 [ 試合結果 ]
2008年9月6日(土)KICK OFF 17:00 福岡・レベルファイブスタジアム
福岡サニックス ブルース vs 日本IBMビッグブルー 33:17(前半 25:10)
(試合メンバー)
1.杉浦敬宏 2.加古川雅嗣 3.上田栄太 4.ハレ・マキリ 5.渡辺正善 6.西浦啓三 7.タファイ・イオアサ 8.西端 要 9.天本俊輔 10.小野晃征 11.永留健吾 12.アマシオ・ヴァレンス 13.濱里周作 14.藤原 旭 15.古賀龍二 16.永下安武 17.シン・ドンウォン 18.伊達 肇 19.大庭正裕 20.松尾博文 21.ケイリブ・ラルフ 22.ピラ・フィフィタ
(試合経過)
試合開始はブルースのキックオフ。序盤、相手の攻撃を受け、3分、PGで先制を許した(0-3)。しかし、ブルースは徐々にペースを掴んでいく。11分、ハーフウェイライン付近のスクラムからNo.8西端がサイドアタックを仕掛け、ラックを形成。中央付近でラックを連取し、CTBヴァレンスが相手DFラインを突破。その後、キックを相手ゴール前に蹴りこみ、バウンドしたボールをFB古賀がキャッチし、そのままトライ(7-3)。逆転に成功。16分には、FB古賀が50m以上あるPGを決め(10-3)、点差を広げた。22分にもPGを決めた(13-3)。31分、ゴール前のスクラムから、No.8西端がサイドアタックを仕掛け、そのままトライ(20-10)。35分、相手が攻撃を仕掛けたボールをターンオーバーすると、BKに展開。WTB藤原が80mを走りきり、トライ(25-10)。前半を折り返し、後半でもブルースの勢いは続いた。7分、ラックを連取すると、BKに展開。最後は、WTB藤原が相手を振り切ってトライ(30-10)。24分にはトライを奪われたが、29分、PGを小野が決めた(33-17)。このあと、両チームとも追加点を奪えずに、試合は終了した。
開幕戦が行われるレベルファイブスタジアムへと向かうチームのバス。そのバスの乗り場に、予定時刻よりずっと前に、誰よりも早く、一人で待っていたのは、藤井雄一郎監督でした。自他ともに認める「セッカチ」。「早いですね」と声をかけると、「待っていられないんです」ということ。一時は、トップ8の可能性さえあった場所から失速した昨シーズンが終わって以来、一日も、心安らかに過ごせる日はなかっただろうと思われる、ブルース監督にとっては、まさに、待ちに待った「集大成=勝負のシーズン」の到来。なんとしてでも、昨シーズンの雪辱を果たしたい。監督をはじめ、ブルースの一人ひとりが、その一念で待ち続けた、2008年トップリーグ。それゆえ、「待っていられないんです」というのは、正直な思いでした。
苦しみ抜いて接戦を制した昨年の開幕戦とは違い、今年は、4トライを挙げ、5ポイントを獲得するという順調な滑り出し。試合終了後の記者会見に出席した、ゲームキャプテンの杉浦敬宏選手と、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた藤原旭選手が、口を揃えて、「ランニングラグビーの徹底」と語ったとおり、数年間取り組んできた「走るラグビー」が大きく育ち、ようやく、「収穫の時」を迎えたがゆえの好結果ではないでしょうか。
好事魔多し。物事が順調に運んでいるときこそ、求められるのは慎重さ。SHOOT OUT=決戦は、まだまだ、これからです。
藤井雄一郎監督コメント
「いままでの勝利とは違う印象がありました。若手にとっては、とても自信になったと思います。最終的には、選手が、自分たちで考えて、試合を展開できたので、監督としては、楽ができました。試合前のミーティングでも、ほとんど、私から指示を出す必要がなく、選手たちが、自分たちで話し合って、決めました。そういう意味では、いままででいちばん、選手の成長を実感したと思います」
杉浦敬宏ゲームキャプテンコメント
「今日の試合は、ランニングラグビーを徹底できたと思います」
藤原旭選手(マン・オブ・ザ・マッチ)コメント
「チャンスが来たら、走ることができるように、と待っていました。監督からも、チャンスがあれば、外で勝負しろと指示されていました」
ハレ・マキリ選手コメント
「今日の試合では、個々の選手が頑張ったし、チームワークも良かったと思います。若い選手たちが、とても成長して自信をつけたことは、驚きでした。長い間、苦しい練習を積んできただけに、開幕戦を、いいかたちで勝利できたのは、本当によかったし、チーム全体の自信につながりました」
西浦啓三選手コメント
「自分の役割は、走って、フォローして、タックルする、という泥仕事だと思っています。それは、今日の試合ではできたかなと思います。次からは、もっと余裕みたいなものを持って、試合をコントロールしていきたいです。これからも、頑張ります」