
春シーズン オープン戦 第6戦 [ 試合結果 ]
2008年6月21日(土) KICK OFF 12:00 群馬・三洋電機グランド
福岡サニックス ブルース vs 三洋電機 ワイルドナイツ 45:12 (前半 21:5)
(試合経過)
三洋電機のキックオフで試合開始。序盤から相手のペースで試合は展開した。7分、相手にゴール前でモールを押し込まれ先制を許した(0-5)。ここからブルースの反撃。相手陣に攻め込むと、11分、連続攻撃でラックを連取。最後はSH天本からパスを受けたNo.8西端が相手DFの空いたところを走りそのままトライ(7-5)。この後もブルース有利の試合展開になるが、得点には繋がらない。ふたたび、得点を記録したのは38分。ラックから、SO小野が逆サイドにいたCTBヴァレンスにキックパス。ヴァレンスからPR申に渡りトライ(14-5)。41分にもSO小野からの絶妙なキックパスがWTBラルフに通り、フォローしていたPR申にパス。申は、この日、二つ目のトライを挙げた(21-5)。
後半に入ってもブルースの勢いは衰えなかった。5分、SO小野のキックパスを、今度も、CTBラルフがキャッチし、そのままトライ(26-5)。12分には、ブルースのBKがライン攻撃を仕掛け、FB古賀が相手DFを突破。タックルを受けながら、後半からWTBに入った藤原へのパスが繋がりトライ(33-5)。28分に、トライを返されたが(33-12)、33分、ゴール前まで攻め込んでできたラックから、CTBに入ったフィフィタが強引にボールを持ち出し、相手を薙ぎ倒してトライ(38-12)。39分には、中央スクラムから右に展開、細かくパスを繋ぎ、WTB藤原がライン際を快走してトライ。難しい角度のゴールキックをSO小野が決めたところで、試合は終了した(45-12)。
群馬県の太田市にある三洋電機グランドに立っただけで、じっとり汗ばむほど、湿度の高かった土曜日。当初の天気予報とは違って、試合が終わるまで雨は降らないでくれましたが、それでも、湿度は耐え難く高く、両チームの選手たちにとっては、甚だしく体力が消耗する、厳しい試合となりました。結果は、ブルースの快勝。圧勝とも言えるスコアですが、今日も絶好調を維持していた西端要選手は冷静にこう話してくれました。「相手が、三洋電機のBチームだったので、まだまだ、この結果に満足はしていません」。その西端選手に代表されるように、はっきりした記憶にないほど本当に久しぶりの三洋電機戦勝利にも、表情を緩めていた選手は、一人もいませんでした。それが、おそらく、なによりのブルース成長の証。藤井雄一郎監督も、「100%の力を出して勝てたのはよかった。でも、これが、三洋電機の実力だなどとは、まったく思っていません。本番で相対するのが、この実力でないことは、よくわかっています」。
コンタクトで決して負けないベテラン。キックが冴え渡る若手。あくまでも絶好調を維持する中堅。脚力をいかんなく発揮する、いくつもの新星。そのブルースのすべてが、表情を緩めずに反省を重ねながら、バランス良く一つにまとまろうとしている今、ブルースが、本物のブルースになれるチャンスは、来年でも、再来年でもなく、今シーズン以外にはない、と確信しました。最後まで、「本当」から逃げずに戦い続けること。そうすれば、シーズン終了時に、ブルースが何を手にできるかは明らかでしょう。
シン・ドンウォン選手コメント
「ラグビー人生初の2トライ。とても、幸運だったし、本当にうれしかったです」
西端 要選手コメント
「今日の試合は、練習でやってきたことを出せたところもありました。個人的には、パスのスキルと、自分自身の永遠の課題であるフィットネスが足りませんでした」