福岡サニックスブルース

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永続的な記憶/三菱重工相模原戦(第7節)

2007/2008トップリーグ 第7節 [ 試合結果 ]
2007年12月16日(日)KICK OFF 14:00     長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場
福岡サニックス ブルース vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ 17:10 (前半10:0)

(試合メンバー)
1.山際明信 2.松園正隆 3.上田栄太 4.渡辺正善 5.伊達 肇 6.西端 要 7.大庭正裕 8.ディオン・ミュア 9.籔本貴久 10.沼田一樹 11.永留健吾 12.崔 基俊 13.ピラ・フィフィタ 14.大庭照光 15.古賀龍二 16.安岡忠和 17.杉浦敬宏 18.鄭 智弘 19.ハレ・マキリ 20.徳永 剛 21.松尾博文 22.アマシオ・ヴァレンス

(試合経過)
 ブルースのキックオフで試合開始。序盤からDFで圧力をかけ、相手陣で戦うが、自らのミスでペースを掴むことができない。逆に、反則を犯し、ゴール前まで攻め込まれた。しかし、DFで粘りを見せ、得点を許さない。ふたたび、ブルースは相手陣で優位に試合を進めた。20分、連続攻撃を仕掛けると、相手の反則でゴール前のPKのチャンスを得た。これをFB古賀がきっちりと決め(3-0)、先制した。ブルースのペースは続き、25分、ゴール前でラックを連取、最後はFL西端が相手を引きずり、強引にトライをとった(10-0)。このあとも、敵陣でゲームを進めるが、決め手を欠き、得点には繋がらなかった。前半終了間際には、左に大きく展開し、WTB永留がゴールラインに飛び込むが、タッチラインを出ていると判断され、トライを認められなかった。後半も、開始から相手陣深いところまで攻め込むが、ミスから大きくゲインを許し、ゴール前でPKのチャンスを与えてしまう。これを決められ、10-3とリードを縮められた。キックでの攻防の後、ふたたび、ブルースは攻撃を仕掛けた。20分、ラックから右に展開。後半からCTBに入ったヴァレンスが相手にタックルを入らせ、そこに走りこんだFB古賀にパス。相手DFラインを突破してトライ(17-3)。この後も攻撃を仕掛けるが、得点には繋がらなかった。逆に、反則を犯し、そこから反撃を受けた。35分にトライを許した(17-10)。この後、ブルースもゴール前まで攻め込むが、得点にはならず、試合は終了した。


チーム広報コラム(42)
「永続的な記憶」

「勝つって、本当に難しいです」と、試合直後に、籔本貴久選手がはいた言葉が、今日の試合を物語っていました。この日、34歳の誕生日を迎えたベテラン、松園正隆選手も、「気持が入り過ぎて、逆に、ミスに繋がったような気がします」。連敗したあとの本当に貴重な勝利。それでも、いずれの選手も、その表情を、決して緩めようとはしませんでした。スコアボードの数字が与える印象とは違って、基本的には、危なげのない試合展開。いくつか予想外の出来事はあったとしても、終始、負けるとは思われない試合でした。ただ、それでも、勝つっていうのは、本当に難しい。それが、コーチ陣だけではなく、選手一人ひとりの実感だったのではないでしょうか。
 何日か前に、親しくしている愛知県の画家、角谷やすひとさんの個展に出かけてきました。私事ながら、毎朝、コーヒーを飲みながら、角谷さんが以前描いてくれた、故アイルトン・セナの絵を見ることにしています。セナはもういなくても、その絵の中で、セナは、いつまでも、マクラーレン・ホンダを駆って、ウィリアムズ・ルノーを抑え、トップを走り続けています。それは、永続的な記憶。月日が経っても、その記憶が消えることはありません。ブルースの選手たちにも、苦労しながら得た今日の勝利は、永続的な記憶として残るはず。その永続的な記憶を頼りに、しっかりと手を伸ばし、次の勝利を掴み取っていくことがすべてでしょう。選手たちの厳しい表情は、試合後すでに、次の試合を見据えていました。戦いは、12月22日。松山でのトヨタ戦です。

(長崎県佐世保市の散弾銃乱射事件について)
 試合前、スタジアムで、長崎県佐世保市の小学校で教員をされている方と話をしました。今回、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で行われた試合の2日前に、長崎県佐世保市のスポーツクラブで発生した散弾銃乱射事件で、その先生の小学校の生徒も被弾したということ。さらに、被弾した生徒の他にも、返り血を浴びてしまった生徒もいた、という説明でした。じつは、数年前に、福岡サニックスラグビー部も、そのスポーツクラブのプールを、リカバリーで使わせていただいたことがありました。「大好きなインストラクターが目の前で撃たれるのを見て、子どもたちが、大きな衝撃を受けているに違いないと、大変心配しています。ブルースの選手たちにも、なにかの機会に子どもたちを励ましてもらえれば、嬉しいです」と、その先生は仰いました。先生の思いを受けて、お世話になったスポーツクラブと、佐世保の子どもたちのために、私たちに何ができるのか、早急に話し合いたいと願いました。それが決まり次第、このコラムでも、改めて、ご報告させていただきます。

藤井雄一郎監督コメント
「最初、相手の激しいプレッシャーで、自分たちのペースをつかめませんでした。とられそうなところでとれなかったということは反省材料ですが、それでも、怪我人を無理に使うことなしに勝つことができたのは大きかったです。今日、勝てたことで、もう一度、やり直すことができます」

古賀龍二キャプテンコメント
「ここ2試合、連敗していたので、今日は、勝ちに拘りました。これから、いい流れになっていくと思っています」

ブルースチーム広報
野口眞弓
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