
2007/2008トップリーグ 第6節 [ 試合結果 ]
2007年12月9日(日)KICK OFF 12:00 熊本県民総合運動公園陸上競技場
福岡サニックス ブルース vs NEC グリーンロケッツ 0:45 (前半 0:21)
(試合メンバー)
1.加古川雅嗣 2.松園正隆 3.上田栄太 4.伊達 肇 5.渡辺正善 6.西端 要 7.大庭正裕 8.ディオン・ミュア 9.鬼束竜太 10.沼田一樹 11.永留健吾 12.松尾博文 13.ピラ・フィフィタ 14.大庭照光 15.古賀龍二 16.安岡忠和 17.山際明信 18.鄭 智弘 19.ハレ・マキリ 20.籔本貴久 21.アマシオ・ヴァレンス 22.堀田雄三
(試合経過)
試合開始はNECのキックオフ。開始早々から相手の攻撃に遭い、ゴール前にくぎ付けにされるが、ブルースは前に出るDFでゴールラインを割らせなかった。相手の攻撃を凌ぐと、ブルースは反撃に出た。左右に大きく展開し、前進をはかった。19分、攻撃を仕掛けたところでラックとなり、このボールをターンオーバーされ、自陣奥深く、けり込まれた。これを相手に拾われ、先制のトライを奪われた(0-7)。26分にはゴール前のラインアウトからモールを押し込まれ、トライを決められた(0-14)。31分にも、パスミスを拾われ、3本目のトライを奪われた(0-21)。後半に入り、ブルースはSOにヴァレンスを投入して、攻撃を仕掛けるが、得点にはつながらない。逆に、13分、ラインアウトから相手外国人選手にライン際を走られトライを決められた(0-26)。この後、17分、27分、31分にもトライを許した(0-45)。最後までトライを取ろうとするブルースだったが、そのまま、試合は終了。
何年か前に、ブルースのためにグローバルアリーナで講演をしてくれた、元F1ドライバーの片山右京さんの名前を冠した「右京」という薩摩芋焼酎のお披露目会が、12月7日、東京・南青山で行われました。年内に発売を予定している、この焼酎「右京」の売上げの一部は、チャリティイベント「夢のかけ橋プロジェクト」の運営資金、および、右京さんのボランティア活動資金として寄付され、子どもたちのために役立てられる、ということ。そして、そのお披露目会で、右京さんが初めて、F1マシンをテストした、シェークダウンの貴重な映像が流され、これから、まさに、F1の世界で戦いに出ようという、若き日の右京さんの初々しい姿を見て、とても懐かしい思いがしました。躍動感あふれるドライビング……。見ていると、まるで、躍っているような印象を受けるアスリートの姿というのは、見ている側を感動させます。先日、野球日本代表が、北京五輪の出場権を得たときの台湾戦をテレビ観戦していたときも、台湾の選手たちを見ながら、ずいぶん前に、日本で大活躍した、郭源治(かく・けんじ)というピッチャーの若き日を思い出しました。彼は、台湾の山岳民族の出身で、普段は、冗談ばかり言って、周囲を笑わせてくれる、明るいキャラクターでしたが、ひとたびマウンドに立つと、物凄い躍動感を醸し出しました。その躍動感溢れる姿を見ている側の心も、同じく、躍るように、ワクワクしたものです。そして……。チームというものは、怖いもの知らずの若き躍動と、経験に基づいた、ベテランのメンタルの強さが合体したときに、堅固になるような気がしてなりません。
今日の敗戦のあと、選手たちは、少ないけれど、正直な言葉で、それぞれの思いを語ってくれました。「自分たちが、力で劣っていたということ。まだまだ、やるべきことがあるとよくわかりました」と西端要選手。大庭照光選手は、「来週までに、もう一度心を強くして、ピッチに立ちます」。「ウチのチームは、一度良くなると、調子が一気に上がるのですが、そのキッカケがなかなかつかめなかったのだと思います」と、籔本貴久選手。監督、コーチ、そして、誰よりも選手たちが、今季、これからの試合で、ラグビーを楽しめる余裕はないかもしれません。躍動感などといった、悠長なことは言っていられないのかもしれません。でも、その苦しい時期あってこそ生まれるのが、本物の躍動感なのではないでしょうか。苦しみからは、誰も助けてくれず、自分自身が、苦しみ抜いて、その結果、もがきながらも、活路を見出していくしか、現状を打破していく方法はありません。現実から逃れず、突き詰めて、突き詰めて、苦しみ抜いて、活路を見出すことができたら、いつもの、躍動感溢れる、ブルースが戻ってきてくれると信じています。
藤井雄一郎監督コメント
「自分たちのミスから、負けた試合でした。怪我人が出て、ポジションが変わったことで、崩れた部分もありました。タックルミスも普段見られないようなものもありました。立て直していきます」