福岡サニックスブルース

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心を寄り添わせる言葉/第2節

2007/2008トップリーグ 第2節 [ 試合結果 ]
2007年11月3日(土)KICK OFF 14:00     大阪・近鉄花園ラグビー場
福岡サニックス ブルース vs 三洋電機 ワイルドナイツ 5:72(前半 0:39)

(試合メンバー)
1.杉浦敬宏 2.松園正隆 3.上田栄太 4.鄭 智弘 5.伊達 肇 6.菅藤 友 7.ハレ・マキリ 8.乾 武志 9.籔本貴久 10.小野晃征 11.永留健吾 12.松尾博文 13.ピラ・フィフィタ 14.大庭照光 15.古賀龍二 16.加古川雅嗣 17.山際明信 18.イシトロ・マカ 19.西端 要 20.鬼束竜太 21.アマシオ・ヴァレンス 22.崔 基俊

(試合経過)
 ブルースのキックオフで試合開始。開始早々の1分、ブルースはキックで敵陣に攻めようするが、そのボールをキャッチされ、カウンターアタックからトライを奪われた(0‐7)。5分にも40mのPGを決められ、点差は広がった(0‐10)。この後も12分、17分、23分にはFW、29分、38分にはBKに、合計5つのトライを決められて、0‐39で前半を終了した。後半開始早々にトライを許したあと(0‐44)、ブルースも攻撃を仕掛けるが、30分までに、ターンオーバーから3本のトライを奪われてしまう(0‐65)。しかし、ここから、ブルースの反撃が始まった。連続攻撃で少しずつ前進し、ゴール前でできたラックから右に展開。後半からCTBに入った崔が、DFの間を突き、トライを返した(5‐65)。このあとも、ブルースは自陣からボールを繋ぎ、2つ目のトライを狙うが、逆にラックのボールをターンオーバーされ、トライを決められた(5‐72)。ここで、試合は終了した。


チーム広報コラム(37)
「心を寄り添わせる言葉」

 恥ずかしながら、昔教師をしていた頃の、かわいい教え子たちからかたく禁じられていたことが3つありました。1)ボブ(ヘアスタイル)。2)花柄の洋服。3)浜崎あゆみ。どれも理由は共通していて、「ガラじゃないから、やめてください」ということ。まるでイジメのように聞こえるかもしれませんが、幸か不幸か、その都度、半ば真面目に忠告されたことばかりです。それらの忠告を、ある程度は、聞き流しているものの、気がつくと、いつの間にか、これら3つのものとは、無縁の生活を送ってきました。「言葉」というのは本当に不思議なもので、無意識のうちに、いつの間にか、力を持って、心を支配してしまいます。言い換えれば、「言葉」とは人を生かしたり、殺したりするものなのです。そして、今日のような大差で敗れたとき、選手たちは、どんな「言葉」に心を寄り添わせて、立ち直り、次へと、気持を切り替えていくのだろうかと、いつも、思います。
 試合の前日、藤井雄一郎監督から、興味深い話を聞きました。シーズン開幕前、ブルースの永留健吾選手が、トライをする夢を見た、と言うのです。その奥底には、きっと、どんな状況でも、気持を折ることなく、努力し続けてきた永留選手が成功しないわけがない、という、監督の強い思いと願いがあったのでしょう。その永留選手の真摯な姿勢は、まさに、ブルース選手全員の象徴です。「その夢が現実となったのですから、今シーズンが、いいシーズンにならないわけはないでしょう」と、藤井監督は続けました。ブルースの持ち味は、思いの強さと折れない心。それがあれば、監督の言うとおり、いいシーズンにならないわけがありません。これだけ、走り続けたチームがトップリーグで他にあるでしょうか。三洋電機との試合のあと、前日に聞いた、藤井監督の夢の話をふと思い返し、「ブルースの選手たちの努力が水泡に帰すことはない。だから、いいシーズンにならないわけがない。選手たちを信じるのみ」という言葉に、私は心を寄り添わせることにしました。第2節が終わって、一つの勝ちと一つの負け。シーズンはまだ始まったばかりです。そして、全13試合終わるまで、戦いの勝負はつきません。これから、毎週、長い、激しい戦いが続きます。シーズンを通して、思いの強さで、最後の一瞬まで、他を圧倒するチームでありたいと思います。

藤井雄一郎監督コメント
「おそらく、いま、トップリーグで一番調子の良い三洋電機のほうが、私たちより、一枚も二枚も、体も技術も、上回っていました。気持を切り替えて、次の東芝戦に臨みます」

鄭 智弘(ちょん・ちほん)選手コメント
「今日の試合は、こちらが、チャレンジできなかったということ。局面、局面で、相手のほうが激しかったということです。とくに、コーラとの開幕戦で勝って気を抜いていたわけでも、手が届かないほど相手が強かったというわけでもなく、こちらが、するべきチャレンジをしなかったということだと思います。同じことを繰り返せば、強い相手と戦うと、また、同じような展開になってしまう。相手が強ければ強いほど、チャレンジできたかが大事になります。接戦に持ち込むためには、チャレンジが不可欠です。強いチームを相手にして、軽くて、イージーなプレイをしていたら、勝てません。私自身のことを言えば、自分自身の役割は、激しいプレイで体をはっていくことだと思っています。来週は、昨年のチャンピオンチームの東芝が相手。難しい試合展開になることは、いまからわかっていますが、相手より、何歩でもいいから、少しでも上回れるように、我慢とチャレンジをテーマに、臨みます」

ブルースチーム広報
野口眞弓
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