
秋オープン戦 第7戦 [ 試合結果 ]
2007年9月29日(土)KICK OFF 14:00 愛知・豊田自動織機刈谷グラウンド
福岡サニックス ブルース vs 豊田自動織機 0:18(前半0:6)
(試合メンバー)
1.加古川雅嗣 2.安岡忠和 3.山際明信 4.渡辺正善 5.星野幸喜 6.ディオン・ミュア 7.大庭正裕 8.イシトロ・マカ 9.徳永 剛 10.沼田一樹 11.菅 剛 12.金川禎臣 13.堀田雄三 14.藤原 旭 15.野々村成朗
リザーブ
シミ・タイトコ・ファレ、西浦啓三、濱里周作、天本俊輔、小野晃征、崔 基俊
(試合経過)
雨のなか、豊田自動織機のキックオフで試合は開始した。キックで陣地を進めようとする相手に対し、キックとパスを組み合わせて攻撃するブルース。2次攻撃、3次攻撃とテンポよくパスを繋ぎ攻めるが、ミスで得点にはならなかった。一方、相手は19分、39分とDGをきめ、キックで得点を重ねた(0-6)。後半に入り、途中からSO小野、CTB崔に交代。ブルースは前半同様、キック・パスを使った攻撃を仕掛けるが、ゴールラインを超えることはできなかった。20分、逆に相手外国人の突破から繋がれてトライを奪われてしまった(0-11)。一時退場者が出て、一人少ない状態になったが、懸命なDFで追加点を許さない。15対15に戻ったあと、39分、再度、相手外国人の突破からトライを奪われてしまった(0-18)。ブルースも攻撃を仕掛けるが、得点を奪えることができなかった。そのまま、試合終了。
「とにかく、プレシーズンマッチに、早く出してください、と藤井監督に無理にお願いしたんです!」。2日前に、ワールドカップから帰国したばかりで、今日の豊田自動織機戦に後半6分から出場した小野晃征選手は、声を弾ませて、そう言いました。ラグビー世界最高峰のワールドカップという大舞台で、オーストラリア戦に先発出場。「それは、とても貴重な経験でした」と言いつつも、その間、いつでも、心は、ブルースと共にあったということ。「早く、落ち着ける自分の環境に戻り、ブルースで、トップリーグのトップ4を目指したいと思っていました。ワールドカップの期間中、練習で身につけたこと、経験したことを、一日でも早く、試合で見せたいと思うんです」と、続けて、小野選手。「今日の試合は、出ることが大切でした。ブルースのみんなの声を聞いて、早く、みんなの気持を知りたかった。今日の試合でピッチに立った30分は、本当に貴重な経験。その経験が積めたこと自体が、今日は、大切でした」。短い間の会話だというのに、何度、小野選手の口から「早く」という言葉が沸き出てきたでしょう。一刻も早く、ブルースの一員として、トップリーグのピッチに立ちたい、という、小野晃征選手の逸(はや)る思い。その、ブルースへの熱い思いを知って、とても嬉しい気持になり、「お帰りなさい。待っていました」と言いました。最後に、母心で、少しだけ、きつい質問。「あなたが不在の間、ブルースのAチームは、リコー、ヤマハを、立て続けに、いい勝ち方で破ってきました。それを、一緒に経験できなかったことで、焦りは感じないですか?」。すると、「ブルースが、ここ数カ月で経てきたものと、私が、ワールドカップで、経験してきたものが合体する、と考えているんです。ブルースと一緒に動けなかった間、私は、世界最高峰のプレイヤーを相手に戦うという貴重な経験を積むことができた。それは、私の自信です。その両方が合わさって、チーム全体の力になるように、と思っています」という返答。「早くチームに慣れたいです。選手の一人ひとりも早く良く知って、自分の力を100%出して、トップリーグで勝っていきたいんです」。早く、早く。トップリーグ開幕が、もっともっと楽しみになりました。
大庭正裕ゲームキャプテンコメント
「チャンスのときに、ミスが重なって、点数に繋がりませんでした。前回のホンダ ヒート戦で、課題として出た、ディフェンスでのミスタックルについては、修正できた選手もいました。後半20分という課題も、前回よりは改善されてきたと思います。気持も前に出ていた。でも、零封されたというのは、弱さが出て、チャンスをものにできなかったということになると思います。個人としても、今日は動けませんでした」
藤井雄一郎監督コメント
「数字的には、完敗ですが、前回のホンダ ヒート戦よりは、全体に、良くなりました。最後まで、諦めなかった姿勢は、評価できます。零封された反省点としては、今日のチームの主体だった、若手が、上のチームで出たい気持が空回りしていたということ。あと、前回のホンダ ヒート戦で明らかになった問題点が、上手く克服できていない選手がいたということでしょうか。たぶん、今日の試合に出場した若手たちは、零封されて、とても悔しい思いをしていると思います。ただ、そこからしか出発できない。負けたときこそ、自分の課題を克服していけるチャンスなんです。それは、練習でしか解決できません」