
秋オープン戦 第1戦 [ 試合結果 ]
2007年9月1日(土)KICK OFF 13:00 福岡・サニックス玄海グランド
福岡サニックス ブルース vs セコム ラガッツ 36:17(前半24:5)
(試合メンバー)
<前半>
1.山際明信 2.松園正隆 3.岡田親典 4.星野幸喜 5.伊達 肇 6.乾 武志 7.濱里周作 8.西端 要 9.鬼束竜太 10.金川禎臣
11.永留健吾
12.堀田雄三 13.アマシオ・ヴァレンス 14.藤原 旭 15.古賀龍二(キャプテン)
(入替予定)
星野→シミ・タイトコ・ファレ
鬼束→徳永 剛
<後半>
1.加古川雅嗣 2.安岡忠和 3.岡田親典 4.渡辺正善 5.鄭 智弘 6.西浦啓三 7.菅藤 友(キャプテン) 8.西端 要 9.籔本貴久 10.沼田一樹
11.ピラ・フィフィタ 12.松尾博文 13.崔 基俊 14.大庭照光 15.野々村成朗
(入替予定)
岡田→山際明信
籔本→天本俊輔
野々村→菅 剛
(試合経過)
前半、セコムのキックオフで試合は始まった。先制したのはブルース。8分、敵陣ゴール前のペナルティから素早く仕掛け、大きく右に展開。WTB永留にボールが繋がると、相手DFを引きずりながらインゴールに飛び込み、トライを奪った(5‐0)。続く、12分、敵陣ゴール前から、セコムがキックしたボールがノータッチとなり、ブルースはカウンターアタックを仕掛ける。CTBヴァレンスにボールが繋がると、相手DFを交わしながら、60mを走りきり、トライを奪い、差を広げた(12‐0)。しかし、19分、セコムに、ハーフウェイライン付近のスクラムから右に展開され、相手WTBに大きくゲインを許すと、最後はパスを繋がれ、トライを決められて、差を縮められた(12‐5)。差を広げたいブルースは、26分、敵陣ゴール前の相手ボールラインアウトでボールがこぼれたところを、HO松園が素早く反応しキャッチすると、そのままインゴールに飛び込み、トライを奪い、差を広げた(17‐5)。前半終了間際の39分にも、途中出場のPR加古川がトライを決め、24‐5で前半を終了した。後半、セコムに3分、10分とトライを奪われ、差を縮められた(24‐17)。しかし、ブルースは16分、敵陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込み、最後はLO鄭が押さえ、トライを奪い、差を広げた(29‐17)。続く21分にも、敵陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込み、HO安岡が押さえ、トライを奪った(36‐17)。このまま、試合は36‐17で終了した。
早いもので、9月1日。相変わらずの暑さに悩まされながらも、少しずつ、秋の気配が感じられるようになってきました。毎年、8月末から9月にかけては、気温もかなり変化をするもの。穏やかに気温が変化する日本と比べて、たとえば、ヨーロッパだと、この時期、夏から、秋、さらには、冬の寒さへと、数日間であっという間に移行することがあって驚きます。いつだったか、8月末に、ベルギーで仕事をしていたとき、夏の気温から冬の気温へと、一日にして変化をして、半そでから、大慌てで、厚手の冬用ジャケットを調達した経験も忘れられません。
人によって、「変化」への順応性は違います。たとえ、「先」が読めるつもりになって いたとしても、今日一日でさえ、実際に歩んでみないと、どんな一日になるかわかりはしないでしょう。ましてや、1週間先、1カ月先、1年先のことは、誰にもわかりはしません。どう、事態が変化していくのかなど、わかる人は いないのです。だからこそ、先に執着するのではなく、「今」に生きることをしなければ、絶えず、「変化」に翻弄されることになるでしょう。そして、変化に翻弄されれば、結果、なにも得ることはできない……。忘れてはいけないのは、当たり前のことですが、今を大切に生きることなのではないでしょうか。
セコム戦のあと、古賀龍二主将に話を聞きました。
「今日の試合は、技術よりも、激しく行く気持を大切にしろ、と藤井監督から言われていました。試合序盤は、そのとおり、上手くいったような気がします。メンバーが交代した後半も、立ち上がりは、少し、受けにまわっていた印象があったのですが、それでも、その後の修正はできていました。試合中に建て直しをすることは、以前からの課題だったので、その成果は出たと思います。キャプテンとして、春から、現状に甘んじないように、と心がけてきました。その点では、まだまだ、甘さが残っていると思います。ただ、キャプテン一年目の昨年は、なんでも、思ったことを言い過ぎていたような気がするのですが、今年は、少し、周りが見えるようになってきて、余裕を持って、言うべきことと、言わないでおくことを取捨選択するようになってきました。そういう意味では、自分自身も、変わってこられたと思います」
佐賀県出身の古賀キャプテンを中心にして、懸命に精進する「今」が、ブルースを、トップリーグ開幕時までに、どれほど強くしてくれているか、どれほど、激しい変化に耐えられる集団としてくれるか、楽しみにして待ちたいと思います。これから、秋のオープン戦が続きます。今年の夏の甲子園……。「今」を懸命に生きることで、1試合をこなす度に、奇跡と呼べるほど新しい力を蓄えていった佐賀北のように、トップリーグで、ラグビーファンを感動に包み込むブルースになることを、心から願います。