
オープン戦第5戦 [ 試合結果 ]
2007年6月23日(土)KICK OFF 14:00 福岡・玄海サニックスグラウンド
福岡サニックス ブルース vs コカ・コーラウエスト レッドスパークス 26:29(前半 21:12)
(試合メンバー)
1.杉浦敬宏 2.松園正隆 3.上田栄太 4.渡辺正善 5.伊達 肇 6.乾 武志 7.菅藤 友 8.イシトロ・マカ 9.徳永 剛 10.沼田一樹 11.藤原 旭 12.崔 基俊 13.アマシオ・ヴァレンス 14.大庭照光 15.古賀龍二
(試合経過)
前半、ブルースのキックオフで試合は始まった。最初に得点をしたのは、コカ・コーラウエスト。4分、自陣22m付近のラックから左に展開されると、ライン参加していた相手FLにDFのギャップを突かれ大きくゲインされると、そのままインゴールまで走り切られ、トライを奪われた(0−5)。続く8分にもトライを決められ、リードを広げられた(0−12)。ブルースは、24分、敵陣ゴール前のラックから、ブラインドサイドを攻め、CTBヴァレンスがパスダミーから相手DFを引きつけ、WTB藤原にパス。WTB藤原がそのままインゴールに飛び込み、トライを決め、差を縮めた(7−12)。前半終了間際の38分、敵陣10m付近のラックから右に展開すると、CTB崔が相手DFの隙を突き、DFの裏に出ると、FL乾→PR上田とパスを繋ぎ、PR上田が相手タックラーを引きずりながら、インゴールに飛び込み、トライを決めた(14−12)。続く41分、敵陣22m付近のラインアウトからモールを形成し押し込む。ゴール前でモールが崩れると、右に展開。SO沼田からDFのギャップに走り込んで来たCTB崔にパスが繋がり、CTB崔がそのままインゴールまで走り切り、トライを奪い、リードを広げた(21−12)。ここで前半終了。後半、先に得点したのはブルース。7分、敵陣10m付近のスクラムからNO.8マカがサイド攻撃を仕掛け、ラックを形成。そこから右に展開し、CTB崔がDFのギャップを突き、大きくゲイン。ゴール前で相手にタックルされるも、WTB大庭(照)にパスを繋ぎ、WTB大庭(照)がインゴールに飛び込みトライを決め、リードを広げた(26−12)。しかし、13分、コカ・コーラウエストにトライを奪われ、差を縮められると(26−19)、31分にもトライを奪われ、同点とされた(26−26)。試合終了間際の42分、ブルースは自陣22m付近のラックで反則を犯すと、コカ・コーラウエストはPGを選択。これを相手FBに決められ、26−29で試合は終了した。
(藤井雄一郎監督コメント)
「正直、春シーズンの試合で、勝敗には、あまり、拘っていません。それよりも、どういう勝ち方をして、どういう負け方をするかが大切だと思っています。そういう意味で、今日は、いい試合ができました。タックルもよくしていたし、ミスも、チャレンジをしようという気持から出たものが多かった。ただ、反省点としては、とにかく、要らない反則が多かったということです」
「Blue Moon」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。通常、ひと月の間に、満月は1回だけなのですが、稀に、ひと月に2回、満月になることがあって、その、ひと月のうち、2回目の満月のことを、Blue Moon(青い月)と呼びます。「Blue」と言っても、月が青色になるわけではありません。それは、あくまでも、「滅多に起こらないこと」という意味を表しています。最後に、Blue Moonとなったのは、2004年8月。それ以来、3年ぶりに、2007年6月30日に、私たちは、Blue Moonを目撃することになりました。詳しいわけではないのですが、聞くところによると、滅多に起こらないことだけに、占星術の世界では、「願い事をするのに相応しい日」、とされているようです。梅雨とはいっても、真夏のような暑さが続く2007年の6月ですが、ときに、遠い月に思いを馳せてみるのも、価値あることかもしれません。ちなみに、今回のBlue Moonを見逃すと、次は、2010年の1月まで待たなければならないようです。
6月30日、Blue Moonに願うとすれば、何を願うのか……。それは、今、身を置いている現実がどういう現実で、その現実のなかで、自分自身に、何が足りていないのかに気づくところからしか、始まらないような気がします。
今日の試合で、藤井監督が「活躍の目立った選手」として挙げた崔基俊選手に、試合のあと、話を聞きました。崔選手自身が「自分に足らなかったこと」として話したのは、じつに、明確でした。「体力。コミュニケーション」の二点。「肝心なところで、日本語が出てこないところもありました」と、崔選手は付け加えました。「今日の練習試合では、コーラに負けてしまいましたが、トップリーグでは、絶対に負けません」。問題点と目標さえ明確であるならば、今日の惜敗は、本当の勝利へと続くでしょう。
今の現実から、ブルースの一人ひとりは、Blue Moonに、何を願うでしょうか。