福岡サニックスブルース

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「心を助けることができるもの」

オープン戦第1戦 [ 試合結果 ]
2007年5月26日(土)KICK OFF 13:30     福岡・サニックス玄海グランド
福岡サニックス ブルース vs 三菱重工相模原 47:17(前半12:12)

(試合メンバー)
<前半>
1.杉浦敬宏 2.松園正隆 3.上田栄太 4.伊達 肇 5.渡辺正善 6.西浦啓三 7.菅藤 友 8.乾 武志 9.籔本貴久 10.沼田一樹 11.永留健吾 12.松尾博文 13.堀田雄三 14.大庭照光 15.古賀龍二
入替予定 前半30分 2.松園正隆→安岡忠和
前半30分 9.籔本貴久→天本俊輔
<後半>
1.山際明信 2.安岡忠和 3.岡田親典 4.星野幸喜 5.シミ・タイトコ・ファレ 6.濱里周作 7.菅藤 友 8.イシトロ・マカ 9.天本俊輔 10.金川禎臣 11.藤原 旭 12.崔 基俊 13.堀田雄三 14.岡田晃将 15.古賀龍二
入替予定 後半15分 2.安岡忠和→加古川雅嗣
後半15分 9.天本俊輔→徳永 剛

(試合経過)
 前半ブルースのキックオフで試合は始まった。最初に得点をしたのは三菱重工相模原。6分、自陣22m付近のラックから、ブルースのパスが乱れボールがこ ぼれたとこころを、相手LOに拾われ、トライを奪われた(0−7)。続く9分にもトライを奪われ、リードを広げられた(0−12)。ブルースは16分、自 陣10m付近のペナルティから、素早く仕掛け、左に展開。連続攻撃からラックを形成し、CTB堀田にパス。堀田から、相手DFの空いたところに走りこんで きたLO伊達にパスが繋がり、そのままインゴールまで走り切りトライを奪った(7−12)。ブルースは、前半終了間際の38分、敵陣ゴール前のラインアウ トからモールを押し込み、トライを奪い、12−12で前半を終了した。後半、先に得点をしたのはブルース。20分、敵陣ゴール前スクラムから、SH徳永 が、相手SOのキックしたボールをチャージ。そのボールをFL濱里がキャッチし、そのままインゴールに走り込み、トライを奪った(19−12)。直後の 24分、キックオフからラックを形成し、左に展開。CTB崔がDFを突破し大きくゲインすると、タックルされながらFL西浦にパスを繋ぐ。西浦が相手DF を引きつけ、CTB堀田にパスが繋がる。堀田がインゴールまで走り切り、トライを奪い、リードを広げた(26−12)。しかし、24分、三菱重工相模原に トライを奪われ、差を縮められた(26−17)。ブルースは29分、自陣10m付近のラックからこぼれたボールを、WTB藤原が拾いあげると、個人技で相 手DFを抜き去り、インゴールまで走り切って、トライを決め、リードを広げた(33−17)。ブルースは終了間際の、39分、42分にもトライを奪い、 47−17で試合は終了した。

(藤井雄一郎監督コメント)
「オープン戦第1戦を、勝利で飾れてよかったです。これから修正すべき点もありますが、ボールがよく動いていたし、後半チームのディフェンスもよく、いい 形が随所に出ていたと思います。目立った選手としては、沼田。上手くゲームコントロールしていたし、何度もブレークしました。それから、崔がいいタックル をしていました。藤原のトライもよかったです」

(沼田一樹選手コメント)
「今季初めての試合でしたが、練習でやってきたことが、ミス少なくできました。個人としても、フォワードを自分の周辺に入れるプレイが上手くできたと思い ますが、キックミスを1本してしまったことは反省点です。前半、ずっと風下に置かれ、キックが続いて、我慢の連続でしたが、そこを貫き通して、試合終盤 で、相手を、突き放せたと思います」

チーム広報コラム(20)
「心を助けることができるもの」
沼田 一樹(ぬまた・かずき)選手(27歳) SO
178cm。78kg。

(略歴)横浜ラグビースクール→茗溪学園中学校(茨城県)→茗溪学園高校(茨城県)→早稲田大学→セコム ラガッツ→サニックス(2005年入団)
(代表歴)日本選抜、U-19日本代表、関東代表、九州代表。
(紹介)茗溪学園高校、早稲田大学と、ラグビーのエリート街道を歩んできた沼田一樹。そこで培われたラグビーセンスと理論で、バックスラインを引っ張って いる。横浜に住んでいるご両親は、どこで行われる試合でも駆けつけ、ストーカーと自称するほど、沼田選手の大ファン。本人は、今月、結婚したばかり。

 先日、仲良くしている大林素子さんのお芝居、「夏の夜の夢」(エアースタジオ主催)を池袋まで、友人と、見に行きました。大学時代、シェークスピアの講 義も真面目に聞かず、その作品も、原書はもちろん、日本語でも、ほとんど読まずにきてしまった者としては、好き嫌いは別として、演劇の良し悪しなど語る資 格は到底ないでしょうが、それは、終始、時間を忘れて楽しめる「夏の夜の夢」でした。なにより印象深かったのは、大林素子さんのセリフが、他のタレントさ んと比べて、とても聞き取りやすかったこと。彼女にとっては二度目のお芝居に備えて、きっと、物凄くハードな練習を繰り返してきた成果でしょう。加えて、 彼女が、バレーボール全日本代表で攻撃の要だった頃と変わらずに、舞台の上でも、ひたすら正直で、前向きなこと。その姿から、受け取れる活力は大きなもの でした。お芝居が終わったあと、挨拶に行くと、「私、大丈夫でしたぁ?」と心配そうな表情で一言。気取りがなく庶民的なところも、昔から、まったく変わり ありません。
 たとえば、日々の生活のなかで、複雑な正論に疲れることはないでしょうか。そして、正論が、誰一人助けられるものではないのだと実感することはないで しょうか。そう感じるのは、いくら立派で、スマートだったとしても、正論を振りかざすことが、いつも、正しいわけではないからでしょう。時には、生きる上 での苦しみを、人に見せなければいけないことがあったとしても、正直に、前向きに生きることを選んでいくと、必ず、傍にいる誰かが、その姿から活力を受け ることができる……。ブルースには、そんな、地に足ついた、心の琴線に触れるラグビーを見せてほしい、と願います。

ブルースチーム広報
野口眞弓
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