福岡サニックスブルース

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「武骨で純粋なもの」

トップリーグ第12節
2007年1月7日(日)KICK OFF 13:00     福岡・グローバルアリーナ
福岡サニックス ブルース vs ヤマハ発動機ジュビロ 24:30(前半17:3)

(試合メンバー)
1.杉浦敬宏 2.松園正隆 3.上田栄太 4.渡辺正善 5.伊達 肇 6.菅藤 友 7.大庭正裕 8.ディオン・ミュア 9.籔本貴久 10.沼田一樹 11.永留健吾 12.松尾博文 13.ピラ・フィフィタ 14.大庭照光 15.古賀龍二 16.加古川雅嗣 17.篠原光弘 18.ハレ・マキリ 19.西端 要 20.鬼束竜太 21.堀田雄三 22.アマシオ・ヴァレンス

(試合経過)
 前半ヤマハ発動機のキックオフで試合は始まった。最初に得点をしたのはヤマハ発動機。9分、相手FBにPGを決められ、先制点を奪われた(0‐3)。しかし、16分、相手陣ゴール前まで攻めこんだブルースは、ラックから右に展開。FB古賀が相手DF二人の間を突破し、LO伊達にパスを繋ぐと、LO伊達がインゴールまで走りきりトライを決め、リードした(7‐3)。続く20分、相手陣10m付近のラインアウトから右に展開。CTBフィフィタが、相手DFを薙ぎ倒しながら前進し、WTB大庭(照)にパスを繋ぐと、WTB大庭(照)→FB古賀とパスが繋がり、FB古賀がインゴールまで走りきりトライを決め、リードを広げた(14‐3)。その後、37分にもFB古賀がPGを決め、17‐3で前半を終了した。後半に入り、8分、ヤマハ発動機にゴール前スクラムから左に展開されると、相手SOにDFの隙を突かれ、トライを奪われ、差を縮められた(17‐10)。続く15分にもトライを奪われ、同点とされた (17‐17)。その後、32分、ヤマハ発動機にPGを決められ、リードされると(17‐20)、36分にもトライを奪われ、リードを広げられた (17‐27)。ブルースはロスタイムの44分、連続攻撃でゴール前まで攻め込むと、ラックから右に展開。途中出場のSOヴァレンスが、パスダミーでできたDFのギャップを突くと、タックルをされながらパスを放つ。このパスがCTB松尾に繋がり、そのままインゴールに飛びこみトライを決め、差を縮めた (24‐27)。しかし、終了間際の46分、ヤマハ発動機にDGを決められ、24‐30で、試合はノーサイド。

チーム広報コラム(13)
「武骨で純粋なもの」

 限りなく薄くて華麗なバカラのガラスよりも、武骨だけれど純粋で嘘のないボヘミアンガラスが昔から好きです。その純粋さの前に身を置くと、なぜか心が落ち着いてくるのは、たぶん、その100%の純粋さの前で、自分の汚さや足りなさが、はっきりと見えてくるからだと思います。2007年1月7日、グローバルアリーナ。今季最後のホームゲームでヤマハに惜敗したあと、地元宗像のサポーターに挨拶する古賀主将を見ながら、一年ほど前、トップリーグ全敗を受けて、嗚咽しながら、懸命に挨拶した乾・前主将の姿が、昨日のことのように蘇ってきました。いつも思うことですが、組織に活力を生むのは、心の中心に近い言葉です。どんな美辞麗句を並べてみても、心の中心から遠い言葉は人や組織から、活力を奪います。武骨だけれど、どこまでも純粋で正直……。そういった一つひとつの風景に導かれて、今季のブルース躍進は生まれました。それは、決して、ピッチ上の戦いだけではなかったはず。昨シーズンを遥かに上回る結果を残したいまだからこそ、余計に気持を引き締めて、この組織が、本当に大切なものを失うことがないようにと、チームの一員として、切に願います。
 昨日のヤマハ戦で、尋常ではない強さを見せつけてくれたピラ・フィフィタ選手に、話を聞きました。「トップリーグ初戦のグローバルアリーナで、すぐにシンビンになってしまい、10分しか出場できなかったので、今回は、なんとしても、その挽回をしなければならないと考えていた。強さを発揮できたのは、きっ と、地元のファンの人たちが力をくれたからだと思う。日本のラグビーに慣れなければならない一年目としては、自分のパフォーマンスに満足している。今日 (1月8日)は息子ジョジョの4歳の誕生日。楽しいパーティを開くことができた」。早いもので、トップリーグは1試合を残すのみ。ピッチ上に立つものも、 ピッチに立たないものも、チームとして、全員で、最後まで、妥協することなく、本当に強いチームを目指していければと思います。

ブルースチーム広報
野口眞弓
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