福岡サニックスブルース

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沖縄の風と絆/夏季オープン戦(4)

夏季オープン戦 第4戦 [ 試合結果 ]
2010年8月21(土)KICK OFF 16:00     大阪・近鉄花園ラグビー場第2グラウンド
福岡サニックス ブルース vs 近鉄ライナーズ 12:19 (前半5:0)

(試合経過)
 近鉄のキックオフで試合は始まった。ブルースは、序盤から積極的にボールを展開し、相手陣に攻め込んだ。先に得点したのはブルース。敵陣ゴール前の相手キックをパリンガタイがチャージすると、インゴールに転がったボールをそのまま押さえ、トライを決めた(5-0)。その後もブルースは、ボールを展開し、アタックを仕掛けるが得点には至らず、このまま5-0で前半を終了。後半、先に得点をしたのは近鉄だった。自陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込まれ、トライを許した(5-7)。得点が欲しいブルースは、すぐに反撃を仕掛けた。敵陣10m付近のスクラムからヘスケスが大きくゲインすると、相手DFにタックルされながらフォローしていた濱里(祐)にパスを繋いだ。パスを受けた濱里(祐)は、ステップで相手DFを交わし、そのまま20mを走りきって、インゴール中央にトライを決めた(12-7)。しかし、その後、近鉄に2本のトライを許し、再度、逆転を許した(12-19)。ブルースは最後まで攻め続けたが、得点には至らず、12-19で試合は終了した。


チーム広報コラム(105)
「沖縄の風と絆」

 ブルースが近鉄とのオープン戦を行った同日、同じ大阪で、夏の甲子園決勝戦が行われました。周知の通り、決勝は神奈川・東海大相模高校と沖縄・興南高校のカードで、大差をつけて優勝したのは興南。「興南・春夏連覇」という偉業とは別に、東海大相模の大城捕手も沖縄出身(双子の兄もチームメイトとして活躍)だったため、両チームのバッテリー4人のうち、3人が沖縄出身という、“沖縄度“の高い決勝戦として話題になりました。もし、時代は沖縄、という流れが世にあるとすれば、トップリーグのチームとしては珍しく、友利玲臣、濱里祐介、濱里周作、濱里耕平という4人の沖縄出身者を誇るブルースにも流れは来るはず、と信じるのはシンプルすぎるでしょうか。一つひとつの縁や温かな思いに支えられて組織が育っていくものだとすれば、4人の沖縄出身者がブルースに集まってきたのも、そういった温かな縁のおかげ。それであれば、ここでもポジティブな沖縄の風が吹くはずとシンプルに信じていくのも、そうそう間違ったことではないでしょう。とくに、東海大相模も大城兄弟という双子、興南野球部にも2組の双子の兄弟がいると聞くと、本当に、日本ではもはや存在しなくなったような、「家族」の絆の強さが、沖縄には残っているような気がします。そうだとすると、濱里3兄弟も、他チームには見られないような絆の強さを見せてくれるはず……。その強さがチーム全体の「和」や「絆」へと繋がっていくのではないでしょうか。今回の近鉄戦にも沖縄出身の濱里3兄弟全員が登場。勝敗自体は12:19の逆転負けでしたが、この一つのオープン戦での負けも、トップリーグ開幕に向けてプラスに転じることと信じます。濱里周作選手は試合後、こう話してくれました。「兄弟3人が同じチームでプレイするのは、仲がいいので、とても楽しいです。試合が終わったあととかも、泡盛を飲みながら、兄弟でいろいろと話し合っています。甲子園の決勝戦は、自分たちの試合で見ることができませんでしたが、同じ沖縄出身として、興南高校の試合は見て応援していました。興南高校の試合を見ていて感じたのは、たとえ点差が開いても、焦りがなく落ち着いているということ。そこが、他とは違うという印象を持ちました。私たちも、自分たちの試合で、どんな状況でも、落ち着いて、丁寧に、と心がけています」。この試合をもって、ブルースのオープン戦全日程は終了しました。あとは、9月4日のトップリーグ開幕を待つのみとなりました。9月4日の開幕戦は19時から、福岡・レベルファイブスタジアムで、コーラとの九州ダービーとなります。死闘必至。一人でも多くの方々のご来場を、チーム一同、心よりお待ちしています。

藤井雄一郎監督コメント
「今回の試合は、前半と後半のメンバーを換えて行いました。トップリーグ開幕直前という日程で行われた試合だったため、予定どおり、サインプレーも、やりたいこともすべて封印しました。試合の目的は、体を当てることと、ケガ人を出さないこと。Aチームで臨んだ前半はディフェンスも良く、点をとられなかったし、これまでに、選手全員が、試合経験も積むことができたので、順調に開幕を迎えることができます」

濱里周作選手コメント
「私は前半に出ましたが、コミュニケーションが上手くいくようになって、ディフェンスがよくなっていると思いました。後半は、ボールを不用意に離す場面があって、ノックオンやミスが多かったです」

ブルースチーム広報
野口眞弓
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