
春季オープン戦 第5戦 [ 試合結果 ]
2010年6月26日(土)KICK OFF 13:30 福岡・サニックス玄海グラウンド
福岡サニックス ブルース vs マツダ ブルーズーマーズ 92:10 (前半38:5)
(試合経過)
マツダのキックオフで試合が始まった。先制したのはブルース。開始早々の2分、敵陣22m付近のペナルティから素早く仕掛け右に展開すると、最後は藤原がインゴール右隅に飛び込み、トライを決め、先制した(7-0)。続く8分には、敵陣22m付近のラックからアヒオが個人技で相手DFをかわしゲインすると、残っていたDFを引きつけて田代にパスを繋ぎ、田代がそのままインゴールに飛び込んでトライをとり、差を広げた(12-0)。その後11分にマツダにトライを奪われ差を縮められたが(12-5)、23 分、西端が敵陣ゴール前のフリーキックから素早く仕掛け、相手タックラーを次々と薙ぎ倒しながらインゴールに飛び込んでトライを決め、ふたたび差を広げた(17-5)。ブルースはその後も、30分、33分、37分とトライを奪い、38-5で前半を終了。後半開始早々の1分、ブルースはカウンターアタックから連続攻撃でゴール前まで攻め込むと、最後は野田がインゴールに飛び込んで、トライを決め、差を広げた(45-5)。続く9分には、敵陣10m付近の相手スクラムからこぼれたボールを、濱里(耕)が拾い上げ右に展開すると、アヒオが相手DFをステップでかわし大きくゲインして永池にパスを繋ぎ、永池がそのままインゴールまで走りきってトライをとった(50-5)。その後もブルースは攻撃の手を緩めず、6本のトライを奪った(92-5)。終了間際にマツダにトライを許し、92-10で試合は終了した。
なんと熱しやすく冷めやすい国なのだろうと、サッカーのW杯を見ていて思います。渋谷のスクランブル交差点に溢れる若者の多さとその騒ぎを眺めても、いつからこんなにサッカーファンが増えたのだろうと、驚くばかり。つい先日まで、あれだけ岡田監督を叩いていたテレビ局もまさに手のひら返しで、どこも同じような賞賛を繰り返して、大変な盛り上がりを見せています。そう考えると、監督というは本当につらい職業。いくら今、賞賛されていても、明日は、つるし上げられる運命ですから……。賞賛であろうと、批判であろうと、もし、本質から外れた議論がなされているとすれば、賞賛と批判は表裏一体。そうであれば、今日は賞賛されていて、明日は批判の対象となるのは至極当然のことでしょう。あくまでも個人の意見ですが、どんなスポーツでも、ホンモノの監督には、ほんの少しの毒が含まれているような気がしています。もちろん、誰からも批判されることのない名将というものも世の中には存在しますが、監督というのは、そういう名将のことではなく、「良心」のなかに、ほんの少しの「毒」を含みながら、あらゆる批判を一身に受けていく、そんな職業のことを言うのではないかと思えるのです。なぜなら、そうでなければ、とても務まるような職業ではない、と。今季、ブルースの藤井雄一郎監督が、どんな新しい「毒」を見せてくれるか。それが、今から、楽しみの一つです。
今日の試合は、マツダの選手たちが喪章をつけるなか、玄海グラウンドで行われ、92対10でブルースが大勝しました。本当に痛ましい事件で亡くなられたマツダの従業員の方のご冥福と、怪我をされた方々の一日も早いご回復を、この場を借りて、心からお祈り申し上げます。
藤井雄一郎監督コメント
「前週ダメだったところを、今日は修正できました。雨のわりに、ミスも少なかった。決して弱くない相手に、きっちりした試合ができたと思います。今日は、濱ちゃん(濱里周作)がゲームキャプテンでしたが、きちんとコントロールしてくれた。その部分でも収穫がありました。これから2週間、チームは短い休みに入りますが、良い締めくくりとなりました」
濱里周作ゲームキャプテンコメント
「私が試合前に思っていたのは、これは消化試合ではなく、勝たなければならない試合だということ。今日はめったにないような大雨でしたが、そういう日もトップリーグにはあるから、ちゃんと対応できるようにしなければならないということ。その二点を意識しながら試合に臨みました。結果的に、一人ひとりがそれを意識してできたと思います。反省点としては、試合序盤で、相手といい勝負をしてしまうところがあったこと。最初に2トライして、少し甘く見た影響でした。すぐに立て直せましたが、その部分は反省点です」