
春季オープン戦 第4戦 [ 試合結果 ]
2010年6月19日(土)KICK OFF 13:00 福岡・さわやかスポーツ広場
福岡サニックス ブルース vs コカ・コーラウエストレッドスパークス
総得点 27:67 (40分×3本)
(試合経過)* 40分×3本
1本目はコカ・コーラウエストのキックオフで試合が始まった。開始早々の1分、ブルースは敵陣22m付近のラックから右に展開しヘスケスにボールが繋がると、個人技で相手DFをかわし、そのままインゴール右隅に飛び込みトライを決め、先制した(5-0)。しかし、14分、コカ・コーラウエストにトライを奪われ(5-5)、21分にもトライをとられて、5-12で1本目を終了した。2本目は、ブルースのキックオフで試合が始まった。開始早々の1分、コカ・コーラウエストにトライを許すと(0-5)、4分、12分、21 分とトライをとられて、差を広げられた(0-26)。トライが欲しいブルースは17分、ゴール前のラックから右に展開すると、ヘスケスが相手DFのギャップを突き、最後はタックルされながらもインゴール右隅に飛び込んでトライをとって、差を縮めた(5-26)。その後、コカ・コーラウエストにトライをとられて、差を広げられたが(5-31)、26分にはヘスケスがこの日3本目のトライを決め(10-31)、終了間際の40分には、敵陣22m付近のラックから右に展開しパスを繋いで、最後は藤原がインゴール右隅に飛び込んで、トライをとった(15-31)。このまま15-31で2本目は終了。3本目はコカ・コーラウエストのキックオフで試合が始まった。13分にコカ・コーラウエストにトライをとられて先制されると(0-5)、15分にもトライを奪われ、差を広げられた(0-12)。差を縮めたいブルースは19分、自陣10m付近でアヒオが相手パスをインターセプトすると、そのまま約60mを走りきってトライを決め、差を縮めた(7-12)。しかし、24分、コカ・コーラウエストにトライを許し(7-17)、終了間際の38分にもトライをとられて、7-24で3本目は終了した。
ずいぶん昔、仕事でよくヨーロッパに出かけていた頃、主要都市のトランジット空港で、世界で戦ういろいろな日本人スポーツ選手とすれ違いました。なかでもいちばん印象に残っているのが、先ごろ現役を引退した杉山愛さん。なんの飾り気もなく、当たり前のように、テニスラケットを背中に背負って、一人黙々と次の搭乗ゲートへ向かって歩いていく彼女の姿は孤独なサムライのようにたくましくて、とても素敵に映りました。テニスのような個人競技であっても、ラグビーのような団体競技であっても、トップのカテゴリーまで上り詰めたアスリートたちが強いられるのは、日々の孤独な戦いでしょう。たとえば、怪我をしたときには、焦りとの戦いが待っている……。起こった出来事や、痛みを感じる自分自身も、すべて受け止めてから、もう一度立ち上がって、一人で、次の目的地に向かって、歩んでいかなければなりません。そんなとき、焦りに負けてしまえば、ネガティブな思いが勝って、怪我から立ち直るのに必要以上の時間がかかってしまうことにもなるでしょう。おそらく、日本に限らず世界中がサッカーW杯の話題でもちきりだった今日、ブルースは福岡で、今季トップリーグ開幕戦の相手となるコーラとのオープン戦を行いました。40分×3=120分という変則のタイムテーブルで、総得点の結果としては、27:67の完敗。結果は結果として受け止めなければと言ってはみても、まだまだ6月。いまから、トップリーグが開幕する9月までの2カ月間、チームとしてしっかりと腰を落ち着けて課題に取り組んでいけるように、今日起こったことを正確に把握し受け止めてから、一人ひとりが、目的地へと冷静に進んでいけばいいのです。次の搭乗ゲートに向かうサムライのようにたくましく。
藤井雄一郎監督コメント
「コーラとの九州ダービーは、オープン戦の段階から、勝つか負けるかしかありません。そういう意味で、今日は私たちの負けでした。相手に勝ちたいという気持が、私たちの側に足らなかった。相手が気持で勝っていた。そして、その差は、これからまた、練習で補っていくしかありません」
菅藤 友キャプテンコメント
「今日の試合の反省としては、ミスをしたあとに、うまくディフェンスができなかったりと、ミスのあとの対処がうまくいかなかったこと。とられ方自体はそれほど心配するようなものではなかったので、相手がどうだったかというよりは、こちら側の問題が大きかったです。試合が相手の流れになったときに、その時間をどう過ごすかが重要なところで、個々がバラバラにしていたら、ダメだと思います。今日は、キャプテンとして、うまくコントロールできなかったし、切り替えられなかったと思います」