• 道の駅むなかた
  • 吉野家オフィシャルサイト
  • 健康体力研究所
  • KENWOOD
  • JVC Web サイト
  • ブリーフィング
  • RENAULT JAPON  Official Web Site
  • Michel Herbelin
  • レ・グラン・シェ・ド・フランス
  • カンタベリーオブニュージーランドジャパン
  • 株式会社ゼネラルアサヒ

鳶(カイト)通信
Press Officer Kite Column

No.251 ブルース今季トップリーグ最終戦は哀悼の勝利

2017年01月15日(日)

トップリーグ2016-2017 第15節試合結果 ]

2017年1月14日(土)KICK OFF 11:30 福岡県 レベルファイブスタジアム

宗像サニックス ブルース vs NECグリーンロケッツ 26:24(前半19:10)

 

(試合メンバー)

1.杉浦敬宏 2.星本泰憲 3.ヘンカス・ファン・ヴィック 4.西井利宏 5.福坪龍一郎 6.鶴岡怜志 7.田村衛土 8.ジャック・ポトヒエッター 9.濱里耕平 10.村上大記 11.アンドリュー・エブリンハム 12.ロビンス ブライス 13.金川禎臣 14.カーン・ヘスケス 15.屋宜ベンジャミンレイ 16.倉屋 望 17.高島卓久馬 18.申 東源 19.ファアティンガ・レマル 20.濱里祐介 21.中村洋平 22.福﨑竜也 23.王 授榮

 

(試合経過)

 NECのキックオフで試合は始まった。先制したのはブルース。3分、ハーフウェイのフリーキックから素早く仕掛けて、アタックを継続し敵陣10m内のラックから、相手ディフェンスの空いたスペースに走り込んできたロビンスがゲインし、個人技で相手タックラーをかわして、そのままインゴールに飛び込んでトライを決め、先制した(7−0)。9分にNECにペナルティゴールを決められたが(7−3)、ブルースは13分、敵陣22m内のペナルティから素早く仕掛け、アタックを継続してゴール前のラックから、ヘスケスが相手タックラーを次々とかわして、インゴールに飛び込んでトライを決めた(14−3)。22分、NECにトライをとられ、差を縮められたが(14−10)、ブルースは29分、敵陣22m内のラインアウトからアタックを継続し、ラックから、西井が相手ディフェンスの空いたスペースに走り込んで、そのままインゴールまで走りきりトライを決め、ふたたび差を広げた(19−10)。このまま19−10で前半を終了。後半、先に得点したのもブルース。8分、敵陣ゴール前のフリーキックからポトヒエッターが素早く仕掛けて、ロビンスにパスを繋いで、ロビンスがタックルされながらもインゴールに飛び込んでトライを決め、差を広げた(26−10)。しかし14分、NECにトライをとられると(26−17)、24分にもトライをとられ、差を縮められた(26−24)。このまま2点差で時間が経過して、試合終了間際の42分、NECはブルース陣22m付近のペナルティからペナルティゴールを狙ったが決まらず、26−24で試合は終了した。

 

チーム広報コラム(251)

「ブルース今季トップリーグ最終戦は哀悼の勝利」

 

 2017年1月14日にレベルファイブスタジアム(博多)で行われた、ブルース今季トップリーグ最終戦は26対24でブルースの辛勝。1月7日に、ラグビー部の代表でもあった宗政伸一前社長が急逝したため、その数日後に訃報を知らされたチームは、今回の最終戦をほとんど準備する間もなく迎えることになって、藤井雄一郎監督は「前社長が亡くなって糸が切れたようになっている私の気持を充分に察して、選手たち自身が引っ張ってくれて、ここまで私を連れてきてくれました」と試合後の記者会見で話しました。この日、トップリーグ出場100試合を達成し、さらにマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたロビンス ブライス選手は試合後の囲み取材で前社長の思い出を尋ねられると、「キックをするな!といつも仰っていた。ランニングラグビーが大好きで、とくにカーン(ヘスケス)が大好きでした」という答え。訃報を聞いてからずっと泣いていたというカーン(ヘスケス)はもちろん、ブルース一人ひとりが迷うことなく走りつづけ、魂のこもったディフェンスをしつづけた80分間の結末が、たった2点のリードでホーンが鳴らされたあと、相手PGが外れて勝利するという劇的なものであっても、不思議ではありませんでした。それほどに、ブルースの思いが強かった試合。そして、その思いとは、負けがこんで地獄を見ているときでも、いつも、チームに寄り添ってくれた宗政伸一前社長への哀悼の思いでした。試合中はベンチに置かれていた遺影を試合後にはピッチに置いて、前社長のご家族と一緒に、チームがそれを囲み跪いて黙祷。そして、最後は、「どこからでもアタックしていくニュージーランドのラグビーもお好きだったので、ニュージーランドからの気持を示したかった」とロビンス ブライスが言うとおり、ハレ・マキリ(コーチ)とロビンス ブライスのハカが遺影に向けて行われました。今回のNEC戦をもって、7勝8敗11位という成績でブルースの今シーズンは終了しました。長いシーズン、ファンの皆様の温かいご声援、本当にありがとうございました。

 

藤井雄一郎監督コメント

「急逝された前社長がランニングラグビーをお好きだったので、今日はランニングラグビーに徹した試合をしました。最後に相手PGが外れたのは、きっと前社長がはたいてくれたんだと思います。今季を振り返ると、いい勝ち方もあれば、残念な負け方もありました。最終戦に勝って、チームとしては過去最多の7勝ができてよかった。前社長も天国で喜んでくれていると思います。振り返ると、私が監督に就任して最初の7年間は本当に前社長は厳しかったのですが、ここ3年間は楽しんで見ていただけました。地元宗像で勝利した東芝戦のときは、試合の途中からもう泣いていました。満足した試合のときは、試合が終わるとビデオが欲しいと連絡があるのですが、今季は東芝戦とトヨタ戦でそういう連絡がありました。この2試合の勝利をとくに喜んでいただけたと思います」

 

田村衛土キャプテンコメント

「今日はランニングラグビーで勝とうと思っていました。最後までタイトな試合になりましたが、最後に勝てたのは社長のおかげです。今季が次に繋がるように準備していきます。前社長に怒られたことはありません。勝ったときに、『おめでとう』と言っていただけたことが、良い思い出です」

 

ロビンス ブライス選手(MAN OF THE MATCH)コメント

「今回の勝利には本当に感動しました。それは単に私のトップリーグ100試合目だったからではなく、私たちはどうしても、宗政伸一前社長のために勝ちたかったからです。選手全員が全力を出し切って戦って、勝った試合。ブルースのサポーターも素晴らしかったです」

 

カーン・ヘスケス選手コメント

「チームとして本当に良い試合ができて、私は誇りに思っているし、嬉しいです。訃報を知らされてから、チーム全員の気持が動いて、なんとしてでもNECに勝たなくてはならないと思うようになりました。勝つことで、私たちがどれだけ宗政前社長を愛し、尊敬しているかを天国の社長に示したいと思ったからです」

 

< 尚、1月8日のリコー戦(第14節)の試合結果は以下のとおりでした。お知らせが遅れて大変失礼しました。宗像サニックスブルース vs リコーブラックラムズ 3:36 >

 

宗像サニックス ブルース チーム広報
野口眞弓