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鳶(カイト)通信
Press Officer Kite Column

No.126 終わりの見えない深刻さのなかで。?春シーズン終了?

2011年07月19日(火)

春シーズンオープン戦

2011年7月16日(土)KICK OFF 17:30 愛知・トヨタスポーツセンター
福岡サニックス ブルース vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ 24:33 (前半24:21)

 

(試合経過)
 トヨタ自動車のキックオフで試合は始まった。4分、トヨタ自動車にトライをとられて、先制されたが(0-7)、ブルースは15分、敵陣10m付近のラックから、永下が相手DFの空いたスペースを突き大きくゲインすると、最後はパリンガタイがインゴールに飛び込んでトライを決めた(5-7)。続く17分には、ハーフフェイ付近のモールから、杉浦が相手ボールをもぎ取り、敵陣22m付近まで攻め込むと、ラックから右に展開。パスを繋ぎ、最後はシンがゴール右隅に飛び込みトライを決め、逆転した(10-7)。しかし、21分、トヨタ自動車にトライをとられて、逆転され(10-14)、30分にもトライをとられて、差を広げられた(10-21)。差を縮めたいブルースは、34分、相手キックからカウンターアタックを仕掛け、敵陣22m付近まで攻め込んだ。そこで、濱里(耕)がラックサイドを突き、大きくゲイン。そのまま個人技で、相手DFを交わし、ゴール中央にトライを決めて、差を縮めた(17-21)。このまま逆転したいブルースは、終了間際の40分、自陣ゴール前で、相手がミスしたボールを、ヘスケスがキックし自らキャッチすると、相手タックラーを振りほどきながら、約80mを走りきって、トライをとって、逆転した(24-21)。このまま、24-21とリードして前半を終了。後半、先に得点したのはトヨタ自動車。18分にトライを決められ、逆転された(24-28)。なんとか、逆転したいブルースは、再三、相手ゴール前まで攻め込むが得点には至らない。すると、30分にトヨタ自動車にトライをとられ、差を広げられた(24-33)。その後もブルースはアタックを仕掛けるが、得点には至らず、24-33で試合は終了した。

 
チーム広報コラム(126)
「終わりの見えない深刻さのなかで。?春シーズン終了?」

 

 一昔前には、パワーで圧倒されて歯が立たない相手、という印象が強かったトヨタとのオープン戦も、ここ数年のブルースの成長のとおり、負けはしたものの、24:33の好ゲームとなりました。名古屋でタクシーに乗ったときに、運転手さんが「今年の夏は熱中症で3000人以上倒れた人がいるんですが、1000人以上は愛知です」と力説されていたのでインターネットで調べてみたら、その数は別にして、たしかに、熱中症で倒れる人が一番多いのは愛知のようでした。なるほど、そうだろう、と素直に思えるほど、気温が何度かというような数字以上に、空気が籠もったような、体にこたえる、どこか特徴的な暑さ。そんななかで、温度が下がるのを待って、17時半から試合はトヨタスポーツセンターで行われました。いくつかの要因が絡んでの結果とはいえ、負けた以上、反省点はあるのだとしても、この殺人的な暑さのなかで宗像から名古屋までバスと新幹線で当日移動して、これほど元気に、チームとしてまとまったパフォーマンスが見せられたとすれば、夏の短いブレイクを前に、「上々の出来」と総括してもいいのではないでしょうか。
 これで、春シーズンが終了。東日本大震災が起きた3月11日からは、4カ月が過ぎました。今回の震災は、「地震」、「津波」、「原発事故」、「(原発事故を受けての家族)離散」という、複数の問題が絡み合っているために、深刻な状況が果てしなく続き、復興作業には大変な困難を伴っています。そんな終わりの見えない深刻さのなかで、少しの想像力があれば簡単にわかるように、当然のことながら、私たちも、九州のチームとは言え、これらの問題から切り離されて存在、活動することは、現在も、これからも、不可能でしょう。支援活動と言いながら自己満足に終わらないためにも、まず大切なことは、これらの問題の本質をきちんと見極めること。そして、その問題に対する、自分たちの立ち位置を確認したら、あとは、自分たちにできる支援活動を、目立たなくても着実に続けていくこと。おそらく、そこに華美な手法や演出は必要ないでしょう。そして、自分以外の誰かの思いを理解できる想像力を持つこと。既存の道筋に拘らないシンプルな行動力も、ブルースの持ち味の一つ。ピッチ上でのパフォーマンスに限らず、ピッチ外でも、その同じスタンスを維持し、これからも、日本の復興というものに、他の誰でもなく自分たちの選んだ方法で、正直に、向き合っていきたいと願います。

藤井雄一郎監督コメント
「トップリーグの強いチームと、春のオープン戦の最後に戦えてよかったです。今季のトップリーグは10月末からのスタートなので、タフな相手とタフなスケジュールで戦わなければなりません。そういう意味からも、今回の試合は、意図的に当日入りでスケジュールを組みました。選手たちにはきつかったらしいですが、タフに戦えました。前半リードもできたし、最終的には逆転されましたが、随所でいいところを見せてくれました。小さなミスについては、これから修正していけます。春シーズンの成果は出たと思います」

永下安武キャプテンコメント
「勝ちたかったです。トップリーグ上位のチームと戦うのは、この春シーズン初だったのですが、セットプレイも含めて、アタックもディフェンスも良かったと思います。小さいミスはあって、攻守の切り替えなど、反省点もありました。キャプテンとして初めて、春シーズンを過ごして、責任感が自分のなかに出てきました。これから短いブレイクがあって、8月に入ると、合宿もありますが、これからは、チームとしてもっとレベルアップして、AチームもBチームも関係なく、誰が先発出場するのか予想がつかないようなチームになっていきたいと思います」

(追記)
以前、新入団外国人選手として発表しましたケイド・ポキ選手については、怪我の理由で、契約を破棄しましたこと、ここにご報告申し上げます。

 

ブルースチーム広報
野口眞弓