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鳶(カイト)通信
Press Officer Kite Column

No.132 クライマックスとトランジション?ブルース第2節?

2011年11月07日(月)

トップリーグ第2節

2011年11月6日(日)KICK OFF 13:00 新潟・東北電力ビッグスワンスタジアム
福岡サニックス ブルース vs NTT コミュニケーションズ 10:27 (前半3:8)

 

(試合メンバー)
1.杉浦敬宏 2.永下安武 3.シン・ドンウォン 4.ブラッド・ソーン 5.秋田太朗 6.ジェイク・パリンガタイ 7.菅藤 友 8.濱里祐介 9.天本俊輔 10.シリバ・アヒオ 11.永留健吾 12.小野晃征 13.濱里周作 14.濱里耕平 15.古賀龍二 16.加古川雅嗣 17.永谷一樹 18.マヘ トゥビ 19.西端 要 20.田村衛土 21.タファイ・イオアサ 22.カーン・ヘスケス

 

(試合経過)
 ブルースのキックオフで試合は始まった。先制したのはブルース。3分、小野が40mのPGを決め、先制した(3-0)。しかし、9分、NTTコミュニケーションズにPGを決められ、同点とされた(3-3)。その後、お互いにアタックを仕掛けるが、得点には至らず、一進一退の攻防が続いた。このまま前半終了かと思われた39分、NTTコミュニケーションズにトライをとられ、3-8で前半を終了。後半、先に得点したのは、NTTコミュニケーションズ。1分にトライをとられ、差を広げられた(3-15)。差を縮めたいブルースは、18分、敵陣22m付近のラインアウトから連続攻撃を仕掛けると、最後は途中出場のヘスケスが、相手DFを次々と薙ぎ倒しながら突破し、そのまま20mを走りきって、トライを決め、差を縮めた(10-15)。しかし、21分、NTTコミュニケーションズにトライをとられ、ふたたび差を広げられると(10-22)、26分にもトライをとられ、このまま10-27で試合は終了した。

 
チーム広報コラム(132)
「クライマックスとトランジション」

 

 上越新幹線はトンネルの連続。だから、一人、大宮から新潟に向かう間、車窓から紅葉が眺められるのはホンの少しのチャンスしかありませんでした。さらに、試合を終えて、新潟からの帰路は、周囲はどんどん暗くなり、さらに、大宮に近づくにつれて、雨で靄って、車窓からの景色はまったく楽しめませんでした。景色が見えないのは不安なものだとつくづく思います。少し「先」が見えさえすれば、安心できて次の一歩に自信を持って進めるのに、靄って先が見えないと、なんだか無性に不安になってしまう……。それが人間の弱さなのでしょう。ちょうど、福岡と名古屋で盛り上がっていたプロ野球のクライマックスシリーズも、ヤクルトの失速を評して、彼が現役の頃に私も何度か話したことのある野球解説者が、あとがなくて目の前の相手を倒すことだけに命がけだったときのヤクルトのクライマックスでの強さは、少し先を考えた途端に失われてしまったとじつに冷静に分析していました。そう考えると、トップリーグは毎試合が短期決戦のクライマックスのようなもの。少し先を考えたほうが、おそらく考えた分だけ弱くなるのでしょう。毎試合、トップリーグのピッチに立っているのは、藤井雄一郎監督が寝ずに考え抜いて、一緒に心中してもいいと選んだブルースの戦士たち。そして、その監督の期待に応えられるのは、トップリーグ公式戦の舞台上でしかあり得ません。試合終了後、この第2ラウンドからブルースに本格合流したブラッド・ソーン選手が記者に囲まれました。疲れについて聞かれると、「体の疲れというよりは、メンタルな部分ですね。ワールドカップという舞台から、この場所へ移ってきたということは大きな変化ですから。でも、今日の試合は楽しみました」。"人の心には、トランジショナルタイム(移動の時間)というものが必要で、心は体が移動してもすぐには移動できないものだ"と、以前、精神医学のスイス人教授から教えられたことを思い出しました。なにかが変化するとき、当然のことながら、頭と心と体がピッタリと一致するまでの間は少しだけ生みの苦しみが必要なのです。そして、そうやって、ときには吐きそうになるほど苦しみながら、選手たちが、あるべき自分を獲得していくのもピッチ上でしかあり得ません。次は、11月13日午後1時から、北九州市立本城陸上競技場で神戸製鋼と戦います。ようやく九州へ帰還。今度こそ、ブルースらしいホンモノの開幕戦をしましょう。これで3度目の開幕戦になりますが、それでもいいじゃないですか。

藤井雄一郎監督コメント
「雨で思うような試合ができませんでしたが、ブラッドもそれなりの仕事をしてくれたので、今週もう一度合わせて、福岡では勝ちたいと思います。なんとか早く、新しいキャプテンとバイスキャプテンに一勝をさせてやりたい。今は我慢の時です」

永下安武キャプテンコメント
「勝ちたかった。雨やったし、ウチのラグビーがなかなかできなくて、どうしても近場で力勝負をしてしまいました。ボールもだいぶ滑ったので、バックスも回しにくかったと思います。キャプテンになって開幕を迎えて、経験もないから、いろいろと考えて、寝られませんでした。でも、今はようやく、もっと自分の色を出して、やりたいことをやっていきたいと思えるようになりました。とくに次は九州に戻るので、それがやりやすいです。恐れずに、自分色を出していきます」

 
ブルースチーム広報
野口眞弓